※この記事は2017年1月の投稿を移行したものです
異国の地で現地の乗り物に乗るのって、ちょっと不安ですよね。
バスとかタクシーとかトゥクトゥクとか。
日本語が通じないことはもちろん、非英語圏だったりするとますます不安ですよね。
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しかし、
そんな不安を乗り越えてでも行ってみたい観光地ってあると思うんです。
行ってみたい欲があれば、言語の壁も何のその。
意外とローカルバスやらタクシーを駆使して行けちゃうもんなんです。
ということで、今回は、
【日本人1人でもいける】
バンコクからバスで行くアユタヤー観光
というテーマで、アユタヤー観光について書いていきたいと思います。
これから旅行でタイに行くって人は必見ですよ(笑)
そもそもバンコク・アユタヤ―ってどこ&何
舞台は微笑みの国・タイ。
ASEANの中では最も発展している国の一つです。
バンコクはタイの首都で、ここにも様々寺院があります。
そして、アユタヤ―の場所はこのへん↓↓↓
結構バンコクから近い(笑)
アユタヤーは世界遺産にも登録されている有名な遺跡で、アユタヤ王朝の都です。
多くの遺跡がありますが、一部はビルマ軍の侵攻によって破壊されてしまいました。
破壊された仏像が並んでいる寺院もたくさんあります。
ちなみに、首がない仏像の首に自分の頭をのせる行為はNGです。
これは行くしかないでしょ!
ってことで、一人で行ってきました。
ここから具体的な行き方について紹介していきます。
バンコク~アユタヤーの行き方は2つある
バンコク~アユタヤーの一般的な行き方は2通りあります。
ひとつはバス、もう一つは鉄道です。
どちらも時間は1時間少々かかります
(バスはバンコク~アユタヤー直通ですが、鉄道は複数の駅を経由するため)。
また、お値段はバスの方が若干安めです。
鉄道はバンコク→アユタヤーは定刻通りに出発することが多いのですが
その逆のアユタヤー→バンコクは、はるばるラオスとタイの国境からバンコクに来る鉄道にのるので割と定刻通りに来ないことが多いらしいです。
また、夕方のアユタヤー→バンコク便は数が少ないため、かなりの確率で駅で待たされるんだとか…。
現地の人におすすめの交通手段を聞いてみた
「アユタヤーに行きたいなあ」
と思っていた筆者は、バンコクで現地の大学生とご飯を食べた際に彼らにおすすめの行き方を聞いてみました。
私「明日アユタヤーに行こうと思ってるんだけど」
タイ人「え、1人で?」
私「うん」
タイ人「正気か?」
私「うん」
(タイ人同士でなにやら相談を始める)
タイ人「ならバスで行くのがいいと思うよ。行き方を教えるよ」
…
最初の前振りが若干不安でしたが、行き方教えてくれるタイ人、親切です。
その日の夜にタイ人から行き方を教えてもらい、ついでに
「何かあったらここに連絡してね!」
というメッセージとともに携帯電話番号も教えてくれました(ほんとにタイ人親切…!)
実際に行ってみた
タイ人に教えてもらった方法で実際に一人でバンコクからアユタヤーまでバスで行ってみました。
1.スタートは、ビクトリーモニュメント
バンコクからアユタヤーに向かうバスのターミナルは、Victory MonumentというBST(タイの電車)の駅の近くにあります。
最寄りの出口はBTSの4番出口です。
紹介したとおりに歩いていくと、左手にビクトリーモニュメント、右手にお店が見える場所があります。
空中歩道はビクトリーモニュメントを囲うようにできているので、ちょうどそれを1/4周したくらいのところでその景色が見えるはずです。
ここで下を見ると、Victory Pointと書かれている看板があります(ちょっと見えにくい)。
その看板がバス停です。
看板は見えにくくても、近くの階段を下りていくと、なになやバックパッカーと思しき外国人が集まっている場所があります。
そこがバス乗り場です。
2.バスに乗る
バス停についたら、バスに乗ります。
チケットは特になく、お金を払うだけです。
近くに「アユタヤー」と叫んでいるおばちゃんがいるので、その人に声をかければOK。
お値段は片道50バーツ(2016年時点)、日本円にして150円くらいです(安い)。
ここで筆者は50バーツ紙幣がなく、60バーツだしたところ、おつりが返ってきませんでした(笑)
30円くらいいいけどさ…ちょっと「やられた」な気分(笑)
お金を払ったら、あとは並んで順番を待ち、バスに乗るだけです。
ちなみに、かなりの頻度でバスは出ていた印象(20分に1本くらい?)です。
なので、鉄道と異なり、それほど焦る必要はありません。
3.バスの中
めっちゃ狭い(12人乗り)。
バスというよりワゴン車。
そしてめっちゃ酔いました。
そんなバスの旅を約1時間…(この間爆睡)。
アユタヤーに到着
鉄道だと、駅を降りた後に川を渡らないといけないのですが
バスの場合は川を渡ったあとのところに停まってくれるので安心です。
アユタヤー観光はレンタルサイクルまたはタクシーでめぐるのがおすすめです。
朝から夕方まで書ければ距離的には自転車でもギリ廻れます。
値段はレンタルサイクルの方が安いですが、タイの真昼間って超熱いので
体力によっぽどの自信がある方以外はタクシーの使用をお勧めします。
ちなみに、アユタヤー到着後は特にツアーも申し込んでいなかったので
その場でタクシーをチャーターして(というより、むこうから客を捕まえにきます)、3時間くらい遺跡を巡ってもらいました。
値段は1000バーツ(3000円)で、時間を考えるとツアー会社に申し込むのとそう変わりません。
また、値段だけでなく、どの遺跡に行くかというのも最初に交渉します。
今回はアユタヤーにある主要な遺跡8つを全部めぐってもらうことにしました。
↑アユタヤーはこの自動車で観光しました。絶対日本人向け(笑)
遺跡につくごとに、おばちゃんが「20分後にここに戻ってくるから」と時間を言い渡し、おろしてくれます。
車を降りたらチケットを買い、各寺院を見ていきます。
今回巡った寺院もいくつかざっくり紹介していきます。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
ワット・マハタート
これは有名なので、知っている人も多いかもしれません。
写真を撮るときは、仏様の頭より下の位置から撮影しないといけないので、みんなこの仏頭の前でしゃがんでいました。
しゃがんでいないおっさんは怒られてました。
ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット
遺跡の中でも最も大きいブロンズ像がある寺院です。
ワット・プラ・シーサンペット
アユタヤ王朝の王宮だった場所だそうです。
ワット・チャイ・ワタラナーム
ガイドさん曰く、the best templeらしいです。
これまで載っていた他の遺跡と異なり、塔のカタチが少し違います。
これはカンボジアスタイルの寺院で、塔が丸みを帯びています。
ワット・ローカヤ・スター
長さ42メートル、高さ8メートルの涅槃像
ワット・タミカラット
このお寺は結構マイナーな寺院で、ガイドには載っていないこともあるらしいです。
獅子の像がある寺院です。
ちなみに、ツアーの中で、寺院の中は基本筆者1人でめぐりました。
筆者が観光している間、おばちゃんはほかのドライバーと喋っていました。
あと、お昼の時間も考慮してくれたのでとても◎
しかも、途中で水かっておごってくれる(やっぱりタイ人親切)!
それと、入場料無料の寺院であれば、おばちゃんも入れるので写真を撮ってくれます。
ちなみに、年齢不詳だったのでおばちゃんって書いちゃいましたが、結構若かったです(笑)
英語が堪能だったので、タイ語できなくても大丈夫です。
こうしてアユタヤーを巡ったのち、最初にいたバス停までもどって帰路につきました。
アユタヤー→バンコクも行きと同じ要領
帰りは、行きのときほど混んでいませんでした。
そのため、バスがいっぱいになったら出発する(時刻表とか見当たらなかった)スタイル。
ちなみに、最終のバスは18時くらい(曖昧)らしいので、それまでに戻ってくればOKだそうです。
結論:一人でもなんとかアユタヤーに行ける
当初、タイ人に「お前正気か?」と言われてビビったのですが
意外と一人でバンコクからアユタヤーまで行けました。
ですので、一人でバックパッカーする方でもぜひアユタヤー観光にトライしてみてほしいです!
そこに行く挑戦から得られるものもありますし、現地で戦争もふくめた歴史について学ぶこともできるので、非常に行く価値のある場所だと思います。
また、アユタヤーの詳しい観光情報については、こちらのサイトもおすすめです!
おまけ
現地ではスリに気を付けてくださいね…(笑)
やる気なさげな看板が警告してました(笑)
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!