まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】ガラスの媽祖廟@鹿港

鹿港にでかけた際、地図に「玻璃媽祖廟という名前の場所を見つけた。

調べたところ、彰化~鹿港まで乗ってきたバスで行けるらしいということがわかり、行ってみることにした。

行き方

台湾好行6936番にのり「台灣玻璃博物館」(台湾ガラス博物館)で下車。鹿港からの乗車時間は20分ほど。帰りのバスの時刻を確認してから乗ると安心できるはず。

バスの詳細は以下のブログにまとめているのでどうぞ。

dou4hua1.hatenablog.com

玻璃媽祖廟とは

正式名称は護聖宮といい、世界で唯一、ガラスでできた媽祖廟だそう。

夜の景色が美しく、観光名所の一つになっている。

2007年に建築がスタートし、2012年から一般に公開された。

(参考)玻璃媽祖廟 - 台灣護聖宮教育基金會-玻璃媽祖廟台灣護聖宮

護聖宮(一部工事中だった)

横から見るとこんな感じ。壁もガラスなので中が見える。

内部

壁と屋根がガラスで、重厚感と解放感が共存する空間になっている

全てがガラスではなく、柱や装飾の一部はセメントや木材なども使用していた。しかし、屋根や壁がガラスであるため、重厚感もあるのに、青空もあいまって開放的な空間となっており、ほかの媽祖廟とは雰囲気が大きく異なった。

説明書き

ちなみに、ガラスの媽祖廟の耐久性はいかに、とおもったところ、震度8の地震や強風にも耐えうるらしい。というのも、そもそもこの媽祖廟は全国から66の企業が集まってつくった建築であり、セメントの柱を軸に、熱や衝撃に強いガラスが使われているそうだ。美しさに加えて、台湾の文化、企業の技術を融合させた、結晶といえるかもしれない。

説明書き

ちなみに、媽祖廟の中の説明書きには、どの部分をどこの企業が担当したか、ということまで書いてある。

なお、この媽祖廟は工業団地の中にあり、すぐとなりに、台湾ガラス博物館がある。ここは1階は休憩&買い物スペースとなっているが、2階は台湾雄ガラス産業に関する博物館となっていて面白い。

博物館の入り口

台湾ガラスグループの沿革

台湾ガラス産業の発展に、日本もすこしかかわっていたことがわかる

ガラスの台北101

ガラスの壁

ちょうどいい時間だったのか、職人さんがガラスinガラスの作品をつくっていた。

職人さんの様子も見られる

こんな感じで、媽祖廟も博物館も楽しいエリアだった。鹿港からも近いので、ついでにちらっと寄るのがおすすめだ。

なお、今回昼の媽祖廟しかみられなかったが、夜はLEDライトアップがあるようなので、興味ある方はぜひ。

おまけ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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