数年前に一度、友人といったことが会ったのだが、そのときはウイスキーのことを全く知らなかったし、おいしさも理解できていなかった。
時がたち、まわりのウイスキー好きな知人から教えてもらった知識や、バーで飲んだハイボールなどを通じて、ウイスキーへの理解が少し深まったところで、カバランウイスキーを再訪した。
今回は、はじめて公共交通機関をつかっていってみたので、その方法もあわせて内容をメモしたいと思う。今後、公共交通機関で(自力で)カバランウイスキー工場に行こうと考えている方の参考になれば幸いである。
カバランウイスキーとは
このブログにたどり着く方は、すでにカバランをご存知の方が多いはずなので、詳細の説明はHPご参照頂ければと思う(ということで省く)が、端的に言えば、台湾で最も有名なウイスキーブランドである。
カバラン(Kavalan)とは、蒸留所のある宜蘭県の原住民族「カバラン族」が由来となっている。漢字で書くと「噶瑪蘭」であり、台北~宜蘭を走る高速バスの名称にもなっている。
交通アクセス
台北~宜蘭まではバスまたは台湾鉄道で行くことができる(東部には高速鉄道が走っていない)。台鉄は「自強号」といわれる特急列車が最も速く、停車駅数にもよるが、台北から1時間ほどで宜蘭駅に到着する。
宜蘭駅から、カバランウイスキー工場まで行くバスは複数ある。バスによって乗車・降車地点が若干異なるので、バス停の場所はよく確認する必要がある。
工場の近くまで行けるバスは、以下のようなものがある。
【綠12】宜蘭轉運站-松羅
【752】宜蘭轉運站-臺北榮總員山分院
【1743】宜蘭─松羅
【1744】宜蘭-南山村
【1751】宜蘭-梨山
【1786】宜蘭-內城(經深溝)
以下のようなバスアプリで調べると、バスの場所や予想される到着時奥がリアルタイムでわかるのでお勧めだ。グーグルマップはときどき時間が間違っている(休日ダイヤが反映されていない)ことがあるので、個人的にはバスアプリを使った方が安心だと思う。
ウイスキー工場でできること
工場の見学や、ウイスキーの試飲(有料)、ウイスキーブレンド体験(有料)のほか、お土産売り場の2階にはカフェとバーもあり、食事なども楽しむことができる。
なお、工場見学の際にガイドを希望する場合は事前にカバランウイスキーHPから予約をする必要がある。
日本語ガイド予約申し込み:こちら
お土産ショップエリアには、ウイスキーはもちろん、オリジナルのグラスやTシャツ、金車ブランドのビール「バックスキン」などが売られていた。また、ウイスキーや、バックスキン味のアイスもあった...。
2階のバーでカクテルを飲む
今回は時間があったので、2階のバーで、カバランウイスキーを使ったカクテルを楽しんだ。スモーキーな味がおいしかった。また飲みたい...。
まったりしすぎて、気付いたら1時間たっていた。
所感
宜蘭駅までくれば、そこからいくつか、カバランウイスキー工場にいくバスが出ているので、バスさえ調べられれば、問題なく行けそうである。バスを調べるときは、google mapよりは、断然バスアプリがおすすめだ(スマホの国設定を変えなくてもダウンロード可能)。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おまけ
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カバランウイスキー工場
— まめはな (@dou4hua1) 2024年3月9日
宜蘭にある、カバランウイスキーの工場に行きました。予約不要で、宜蘭駅からバス一本で行ける。工場は入った瞬間からウイスキーのいい香り。日本語の解説はない(中文と英語のみ)ので、希望の場合は事前にインターネットで日本語ガイドを予約する必要あり。 pic.twitter.com/PWDty2BMvu