まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】KKdayで台東1日観光ツアー

日本から友人が来たので、一緒に台東に行きました!

友人は、過去に台湾に留学したことがあり、中文を話せる上に、台北や台南などの主要な観光地はだいたい行ったことがある、ということで、二人とも行ったことがない台東に行くことにしました。

台東は南北に長く、面積も大きいので、公共交通機関での観光には限界を感じ、KKdayのツアーに申し込みました。

KKdayの台東ツアー

  • 日程:朝8時半に台東市内出発→16時ごろ終了(その後台鉄で台北に戻る予定だったので、電車の出発時刻をあらかじめ伝えていました)
  • 費用:1,500元/人
  • 言語:中文(なまりはなく、外国人でも聞き取りやすかった)
  • 集合・解散場所:申込時に希望の場所を伝えます。今回は、エアビーで宿泊していた場所に迎えに来てもらい、最後は台東駅解散と伝えました。
  • 備考:乗合ツアーのようですが、今回の参加者は私と友人2人でした。時間の融通がかなりききました(笑)。

加路蘭遊憩区

最初に訪れたのは、海に浸食された地形が有名な加路蘭遊憩区。このエリアに住むアミ族(wawan分社)の言葉で「頭を洗う場所」という意味のkraruanが地名の由来とのこと。

さまざまな芸術作品も展示されていて、幻想的な雰囲気でした。運転手さん曰く、朝9時を過ぎると観光客が増えるのだとか。

海岸を一望できる

月を目印に海岸まで泳ぎ着いた子供の話をモチーフにしたオブジェ

ちなみに、軍の空港が近くにあるので、軍用機がビュンビュン飛んでました。夜は星空がきれいらしいです。

運転手さんが、次の移動箇所まで長いのでお手洗いを済ませてから行こうと提案してくれました。お手洗いは結構綺麗でした(一応ティッシュを持参しておくと安心)。

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Pacefongan(巴茲風岸)都歷沙灘

防風林の奥にある海岸で、「天空の鏡」と言われるように、条件がそろうと、水面に空が鏡写しになることで有名です(以下の公式HPを見るとわかるかと)。

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私の写真撮影技術が及ばす、かろうじてこんな感じの写真が撮れただけになりましたが、たしかに雲が反射で水面に写っていました。きれい~

塗れてもいい靴を履いて、波打ち際まで行ったら写真がきれいに撮れるのかもしれない

三仙台

個人的に今回のツアーで一番楽しみにしていた場所です。というか、ここ以外の観光地は、前日にルーとw0調べるまで名前すら知らなかったのですが、三仙台だけは、観光雑誌でよくみかけたことやビジュアルが印象的なこともあり知っていました。

もともと、陸地として繋がっていた場所が、海水で削られて3つの島の様になってしまい、今に至るそうです。その3つの島は、仙人が休憩するといって腰掛に使ったという伝説があります。

残念ながら、地震の影響であの有名な橋を渡ることはできませんでしたが、下から見るだけでも圧倒される景色でした。

礫のおおい海岸なので、水が透き通り綺麗に見えました

余談ですが、三仙台にはちょっとしたお土産屋さんがあるので、買い物や水分補給もできて大変便利でした。あと、お手洗いはまさかのウオシュレットつきでありがたかったです。

暑すぎて思わず買ってしまったアイス

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成功で昼食

ここまでで午前の観光が終了。成功というエリアで昼食をとりました。ドライバーさんがいくつかお店を教えてくれたので、このうち一番近い「市場口麺店」に行きました。

麺がおすすめ、とのことでしたが、あいにく台東目物の米苔目(みーたいむー)は売り切れだったので、春陽麺を注文しました。いわゆる台湾の庶民料理で、もやしとにらとチャーシューが入ったシンプルな麺料理です。麺がちゃちゅるちゅる、肉みそもおいしかったです。

陽春麺

中文オンリー(たぶん英語も通じない)お店で、かなり回転が速かったです。

交通部観光局東部海岸国家風景区

昼食を終えたあとは、南下して台東駅に戻りつつ観光地を巡りました。午後初めにいったのは、東部海岸国家風景区。丘の上から海岸や緑島を一望できる場所です。屋内のこじんまりした展示スペースがあり、そこは冷房が効いているうえに、給水機や綺麗なお手洗いもありました。

ジミー・チョウさんの作品もありました

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東河橋風景区

そのあとは成功エリアの最果て、東河橋というところに行きました。月曜日に行ったのですが、結構お休みのお店が多くて静まり返っていました(笑)

お猿さんがいるエリアとのことで、食べ物を取られないように注意が必要です(私たちは出会いませんでしたが)。

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金樽遊憩区

ここからまた少し車に乗って、金樽というエリアにつきました。ここも海岸線の景色が美しいことで有名なエリアです。

カフェがあり、ツアー参加者は飲み物注文時に割引をしてもらえるとのこと。ドライバーさんがお店に説明してくれましたが、店員さんと顔見知りだったようなので、多分慣れているんだろうなと思いました。

季節のフルーツジュースを注文しました

海を見ながら、1時間くらい休憩しました

波の音を聞き、青い空と海をみながらのんびりと駄弁って過ごす、とっても贅沢な時間を過ごしました。よくみると緑島もみられるので、友人と「次はあと1~2人くらい誘って緑島いってみたいね」なんて話もしました。

余談ですが、ここのお手洗いも結構綺麗でしたよ!

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新東糖廠文化園区

一瞬だけよった、新東糖廠文化園区。製糖工場なのですが、革製品を扱うお店もあり、お土産として購入することも可能でした(が、お財布てきに厳しかったので、今回は目に焼き付けるにとどめました)。

カフェもありました

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水往上流遊憩区

最後に訪れたのは「上に流れる水」という場所。最初、この案内をみたときに、どういうことだと思っていたのですが、中文では「水往上流」というようで、原点に忠実に訳したら確かにこうなるわ、と思いました(笑)

もともと灌漑目的でひいていた水路が、目の錯覚で「上に水が流れている」ように見える場所です。これは写真で見るより実際に流れているところを見たほうが面白いかも。

私もそうでしたが、水を見ながらゆっくり歩いている観光客が結構いて、その姿もシュールで面白かったです。

「奇観」とは、言いえて妙

横から見るとこう見える。結構コンパクトな観光地。

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台東駅(ツアー終了)

最後は台東駅まで車で送ってもらい、解散!ドライバーさんは最後まで親切でした。次の目的地までどれくらいかかるから、トイレに行った方がいいなど、ちょっと先回りした情報提供がありがたかったです。

おまけ

加路蘭遊憩区→Pacefonganに行く途中に、肉まんで有名な東河包子があるらしく、ドライバーさんが「豚肉が平気なら、よっていくかい?」と寄り道&ごちそうしてくれました!実はこの日、朝ぎりぎりにおきて、朝食なしだったので、その意味でもありがたかった!ジューシーでとってもおいしかったです!

包子選手権で優秀な成績を収めたといわれる東河包子

www.taitung-buns.com.tw

ちなみに、あまりに美味しかったので、帰りの電車に乗る前に台東駅で1個追加購入しました。時間にせまられ「いますぐ食べられる味ありますか」と聞いたらタロイモならむしあがってるよ!とのことで買ってそのまま乗車、ねっとりしたタロイモの餡がおいしかったです。また食べたいなあ。

タロイモ

おわりに

台東の観光地を一気に巡れて、効率も良く、楽しいツアーでした。この日は天気がとてもよく、景色がきれいだった分、日差しも強くて、歩いて移動したり、炎天下のバス停でバス待ち、とかやったら確実に熱中症になったと思います。

2人以上で台東に行かれる際は、ぜひツアーも検討してみてはいかがでしょうか!

東海岸國家風景区の池にあった蓮の花。
蓮の花を下から撮ると虫の目線になっていい感じの写真になる、と教わりました。

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