今年も台東で熱気球フェスティバルが開催された。
いつかいこうと思いつつ、場所が辺鄙だったり、8月上旬に台風がきたりで先延ばしにしていたら、ついに開催期間最終週になってしまった。
ちょうど、このタイミングで休暇を取っていたので、あわてて鉄道や宿を予約し、熱気球を見に行った(しかも朝晩二回)。
今年のフェスティバルはもう終わってしまったけれど、きっと来年もやるだろうという期待と願望も込めて、アクセスなども含めつつ、感想をまとめたいと思う。
アクセス
熱気球は台東の鹿野高台というところで開催された。台鉄の台東駅からだと、車で1時間前後で行ける。鉄道であれば、最寄りの駅は鹿野駅だが、ここからアクセスするよりも、台東の中心部からタクシーかシャトルバスで言っている観光客が多かった印象(台東市内はお店や宿の選択肢も多いのでその方が熱気球以外の旅要素も楽しめると思う)。
今回は、熱気球を朝と夜の合計2回、別の方法で行った。もとはツアーで夜の回だけ見に行くつもりだったのだが、見に行った夜の回があまりにもよかったので、翌日の朝の回も見に行ったのだった。
ツアーに参加した場合
KKdayの送迎車を申し込んだ。大人1人で700~800元ほど。台東市内で送迎をしてくれるので、今回は台東駅でピックアップ&ドロップしてもらった。
運転手さんとは電話でやり取りするが、たぶん中文ができたほうが安心だと思う。今回お世話になったドライバーさんは、グーグル翻訳を使って外国人観光客に説明をしていたのでピックアップしてもらえばあとは問題ないと思うが、ピックアップですれ違うことが起きないようにだけ注意する必要があった。
公共交通機関で行く場合
台湾好行バスの、縦谷鹿野線が、臺東轉運站と鹿野高台の間を走っているので、これに乗ると一本でアクセスできる。台鉄の台東駅も経由する。
このバスは本数が少ないので、事前に時間を確認することと、特に台東駅から乗る場合は、できれば少し早めにバス停に行って、待っていた方がよさそうだった。というのも、いわゆる市街地がある臺東轉運站ですでにたくさんの観光客がこのバスに乗るので、そのあとに経由する台東駅にくるときにはすでに席が結構埋まっているためだ。
今回は一人で行ったので、自分自身は問題なかったが、出発ギリギリにバスに乗った4人乗り家族は席がばらばらになったうえに立ち乗りになった人もいた。
1回目<夜>
15時に台東駅ピックアップ→15時50分ごろ鹿野高台着。
16時から熱気球に乗るチケット販売(この日は正票50枚と、キャンセル待ち100枚)
17時~18時半までパフォーマンス
だいたい30分くらいですべての熱気球ができあがる。このタイミングで、全ての気球ができました~的なアナウンスがあり、みんな一斉に写真を撮り始めてて面白かった。
熱気球に乗る
熱気球の写真を撮っていたら、キャンセルまちチケットの数字が100番までの人きてください~とのアナウンスがあったので、いそいでチケット売り場へ直行。
アナウンスは中国語と英語だったが、結構、熱気球のバーナーのような部分の音で聞こえないこともあるので、もしキャンセル待ちをするのであれば、注意をしておいた方がいいと思った。
チケット売り場にいって、キャンセル待ち券の番号を見せ、乗車券(この日はひとり600元)を現金で支払い。クレカは使えないようだった。
そして、乗り場に行き、荷物を置いて(リュックなどは持ち込めない)、係の人の指示に従う。人数などをみてどの気球に乗るかを決めるらしい(逆に言うと、どの気球がいいとか希望は言えないようだった)。
順番が来たら、気球に乗り込む。台みたいなものを貸してはくれるが、けっこう足を上げてバスケットに入る必要があるので、個人的にはズボンを履いていた方がみんな平和だと思った。
熱気球に乗る時間は5分ほど。あっという間だったけど、すごく楽しかった。
ちょうど降りたタイミングでパフォーマンスが終わったので、お手洗いを済ませてツアーの車に戻り、そのまま台東駅でドロップしてもらった。
2回目<朝>
次の日は台北に帰るだけの日だったのだが、ちょっともったいない感じがしたので、頑張って朝の熱気球パフォーマンスも見に行くことにした。
22時半から仮眠をとり、3時半に起床、台東駅を4時25分に出発するシャトルバスに乗って、もう一度、鹿野高台にいった。
仮眠をとっただけの体には、朝日と鮮やかな熱気球がまぶしかったけれど、それでももう一度きて、熱気球を見て、大きさに圧倒されて感動することができてよかった。
ちょうど夜→朝と別の日のパフォーマンスをみたので、立ち上がる熱気球が少し違ったようで、それもお得感があった。
ちなみに、帰りはシャトルバスが7時と7時10分にでていたので、6時45分ごろからバス停にならんで、無事に座席を確保したうえで、台東駅まで戻った。
感想
場所も時間も、けっしてアクセスがいいとは言えないけれど、風やまわりの障害物の有無などを考えると、ここでしかできない熱気球フェスティバルなんだろうなと感じた。
なんだか、2023年に一番夏らしいものを見た感じがして、自分の夏休みはこれでフィナーレだなとか、エモいことを考えてしまった(そもそもまとまった夏休みというもん尾を今年は取得していないのに)。
また来年、今度はもう少し計画を練って、台東市内観光もうまくおりまぜつつ、レジャーシートを持参して身に着たいなと思った。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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