まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

台中でWBC観戦

週末のお出かけ先を探していたところ、台湾でWBCが観戦できると知った。

私生活がドタバタの時期だったので、WBCの開催は知っていたものの、日程や場所などは全く知らかった。3月10日の夜に試合日程を知り、11日と12日に台中洲際棒球場で試合があると(今更)知った。

ひょっとしたら、生で試合を見られるのでは…と淡い期待を抱いて調べたところ、まだチケットはあるという。さっそく予約し、行ってみた。

各種チケットの予約

今回予約をしたのは、試合のチケット、往復の電車のチケットの3つ。日帰りにしてホテルなどは予約しなかった。

まず、試合のチケットは、tixcraftから予約した(公式サイトから、台湾でのチケット予約を希望とおすと、このサイトにとぶ)。

台湾の出る試合は当然ながら売り切れていた。ただ、イタリア・パナマ戦と、イタリア・オランダ戦はまだチケット購入可能だった。いろいろふまえて、11日(土)のイタリア・パナマ戦を予約した。チケットはオンラインで決済できるが、受け取りはセブンイレブンになるとのこと。近場のセブンにはなさそうだったので、最終的には台中駅近くの大き目のセブンでひきかえた。

 

続いて電車。こちらは、結果的に往路は新幹線(高鐵)、復路は台湾鉄道(台鐵)でいくことになった。本当は往復台鐵でいきたかったのだが試合に間に合う時間の指定席はすべて売り切れだった。たぶん、土日なので、WBCに限らず観光や帰省のためにチケットを買う人が多かったのだと思う。

jp.thsrc.com.tw

www.railway.gov.tw

ちなみに、どちらもアプリでチケット受け取り可能とのことだったのだが、まだ居留証が手元になく、台鐵の方はうまく受けとりができなかった。

高鐵の方はパスポート番号での受け取りが可能だったので、さっそくアプリで受領。朝改札やコンビニに行って受けとりをしなくてよくなり、超便利。

アプリの画面。これでチケットをクリックするとQRコードが表示される。
それを改札でかざせばよい。チケットのしまい失くしリスクが減っていいと思う。

台湾鉄道の券売機

台鐵のチケットは駅の自動券売機で受け取った。

いざ、台中

新幹線が朝早いので、眠い目をこすりながら台北駅へ。朝早いのに駅は人がいっぱいだった。

お茶を飲んで1時間ほど乗車

高鐵の台中駅に到着。ここから乗り換えて台鐵の台中駅へ

台中に行かれたことがある方にはなじみのある話だと思うが、台中は新幹線と台湾鉄道の駅が離れており「台中駅が2つある」。今回は、台鐵の台中駅からバスで球場に向かおうと思っていたので、まずは電車にのりかえ。

乗り換え方法は、先人の方々が紹介してくださっているが、新幹線の駅で「台鐵」の標識を探してそこに向かうと、「新烏日」という駅につく。ここから台鐵にのれば台中駅までは十数分でいくことができる。

いざ、球場

台鐵台中駅に到着後はバスに乗り換えて球場へいった。バスは複数あるが、今回はちょうどいい時間に来た12番のバスに乗車した。

バスの候補(出所:Google Map)

12番バスの道順

正しいバス停で降りられるだろうかと思ていたが、球場は左側の窓からよく見えたので、すぐに降りるべき場所がわかった。

野球ボールっぽいドームは宴会場だった

球場

内野席でも500元で観戦できた。しかも自由席。

観戦

簡単な腹ごしらえをして、水を買った後着席。自由席だったので場所は選び放題。

野球と台湾が大好きな先輩から、いくつかおすすめポイントを教えていただいたのだが、今回はそのうちのバックネット真後ろ、日影の部分を選択。すべてがよく見えた。

アナウンスは基本中文で、ときどきイタリア語とスペイン語という感じ。英語はなかったが、電光掲示板には英語も表示されるので、今何が起こったかをだいたい把握資するっことは可能だった。まあ、いい席だったので、基本試合の内容は「見ていればわかる」状態で、なにひとつ不自由は感じなかったのだが笑

ちなみにグッズも購入。このマグは2個で399元だった。

ちなみに、試合は皆様ご存じのとおりパナマが2-0でイタリアを下すという結果に。今回の試合は点数はあまり入らなかったものの、ヒットは何本も出ていたので盛り上がりはあった。むしろ、ノーエラーかつ、打たれても点は入れさせない好守備が多く、見どころはけっこうあったと思う。ダブルプレーがあんなに起こる試合、みたことなかった笑

帰路につく

ちなみに、試合終了後はすこし台中市内を散策した。宮原眼科でお土産を買い、台中駅まわりの展示スペースなどをみてまわり、最後に台湾鉄道のお弁当(台鐵便當)を購入。実はこのお弁当を食べたことがなかったので、念願かなってというかんじ。

ちなみに、閉店30分前にいったので、もう在庫が限られるとのことで排骨しか選択肢がなかった(笑)かなりボリュームがあっておいしい、これで80元とは...。

そして、弁当をほおばりつつ、ネットで(チケットを買えなかった)台湾戦の試合経過を追いながら帰宅したのであった。

弾丸日帰り試合観戦だったが、新幹線のアプリ発見や台鐵弁当、さらには球場などはじめてのことも多く、経験値がふえた1日だったとおもう。楽しかった!