今回は居留証申請についてまとめました。
今回は居留ビザで台湾に来たので、入境後15日以内にこれを居留証に変更する必要がありました。
留学の時もこの手続きを経験していたはずだったのですが、当時は中文がそんなにできなかった上に、留学生受け入れ担当部署のひとがいろいろ案内をしてくれるので、自分で頭をあまり動かすことなく、言われた通りの書類を用意し、フォーマットを埋め、自分でもよくわからないままカードを受領していたのでした(ダメな留学生)。
ただ、今回はそういった丁寧な案内はなく、必要書類を整えるところからすべて自分で行う必要があったので、ドキドキしながら書類を準備しました。
なお、今回入境したビザは留学や婚姻ではないので、先人の方々がブログに残してくださったケースと必要書類が少し異なるようでした。ということで、特殊そうな部分やプライベートな部分は除き、ひろく役立ちそうな部分を記録に残しておこうと思います。
申請準備
まず、日本で準備したものは、証明写真。ビザ申請のものと同じく、背景白色でサイズは3.5×4.5cmのものを1枚用意しました。
それからビザ申請に使った書類も念のためコピーを準備しました。実際、いくつかの書類は申請時にそのままもっていかれたので、コピーしといてよかったです。
なお、申請する居留証の区分にもよるようですが、健康診断結果はビザ申請時のみ必要、居留証申請時は不要だったようです。
台湾に入境してから用意したものは、現地での住所を証明する賃貸契約書(原本とコピーを持参)と、所属がわかる書類、あとパスポートとビザ(USEDの印鑑付き)のコピーでした。
持ち物リスト(一例)
- パスポート(原本+顔写真及びビザページのコピー)
- 顔写真(背景白色、サイズは3.5×4.5cm)
- 賃貸契約書(原本とコピー)
- 所属機関(会社や学校など)を証明する書類
- 申請費用(1,000台湾ドル)
ちなみに、必要書類は、今回の場合は以下のページを参考に準備しました。
移民署で申請用紙を記入
ビザ申請時に、移民署の住所一覧をもらっていたので、それを頼りに管轄の移民署へ行きました。なお、管轄の移民署はHPからも管轄は確認可能です。
居留証申請用紙は移民署の入り口にあったので、そこで用紙と受付番号を受け取り、待ちながら用紙に記入をしました。
※申請用紙はウェブでも確認できますが、参照サイトによって若干フォーマットが違ったので、現地で最新のフォーマットをもらって書くことにしました。
申請用紙を受け取る場所には、外国語に堪能なボランティアの方がいらっしゃり、時間帯にもよっては日本人のかたもいらっしゃいました。
ちなみに平日の13時ちょいすぎに行きましたが、20分くらい待ちました(14時になると40分待ちとかだったよう)。
この日は天気の良く、外がやや熱かったので、クーラーのきいた待合スペースにいましたが、自分の前にあと何人いるかはスマホから確認できるので、外のお店などで待っても問題なさそうでした。
申請
番号を呼ばれたら窓口に行き、書類を提出して終了。
賃貸契約書やパスポートなどは、基本原本とコピーを両方持参していきましたが、両方を確認してもらったうえでコピーだけ提出という感じでした。
大きな問題はなかったけれど、1件、原本回収されたら困る書類のコピーを忘れており、該当書類はその場でコピーを取ってもらってオリジナルは手元に保存できるようにしました。
※受け取り時にこれらの書類は返却されないので、原本がなくなって困るようであれば、必ずコピーを持参するのが良いようです。
手続き完了後は、お金(1,000台湾ドル)を支払います。このとき、カードを郵送にするか取りに来るか聞かれます。
私は家の郵便受けがカギがかからないことを確認済みだったので、手間はかかりますが取りに行くほうを選びました。
受け取りに行く場合、領収書にいつカードを取りに来るか日付を記載してもらえます。
受け取り
カードの受け取りは申請からきっちり2週間後でした。
朝移民署に行き、受付すぐそばのサービスカウンターで領収書を提出するだけでOKでした。
物の数分でカードを渡され、手続きは終了。これにて無事居留証をゲットできたのでした。わーい。
しかし、まだ手続きは続く...。
居留証が手に入ってひと段落したところですが、俺で手続きは終わりではありません。
むしろここからが手続きのオンパレードです。
携帯電話、銀行口座など、台湾ではいくつかのサービスを申し込む際に居留証に記載のID番号が必要になります。
取り急ぎ、電話は契約完了しましたが、次は銀行口座開設が待っています。
留学の時もやったことがない銀行口座開設、果たして無事にできるのか...。