まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】台東・池上観光

先日、台東県北部の池上にでかけた。

米どころとして有名で、一面に水田が広がる景色が楽しめる。

とてもいい気分転換になったので、旅の記録をブログにまとめたいと思う。

池上へのアクセス

台北駅から、池上駅までの所要時間は3時間半程度。高雄駅からであれば2時間半。台北発着で日本からいくとなるとやや大変だが、高雄発着であれば意外といけそうな距離感なんだろうか(自分はやったことがないので、経験者いらっしゃればコメントでご教示いただけると嬉しいです)。

花蓮県台東県のほぼ境界にあるため、花蓮/台東を拠点に観光するのであれば、どちらからもいける距離である。

池上駅の様子はこんな感じ。

駅の様子

ご当地キャラ

駅は木造でおしゃれ。お土産屋さんは少ないので、バラマキ用土産を大量に購入、というのはちょっと難しいかもしれない。ちなみに、11時ごろに駅に着いたときは、そもそもお土産物屋さんが開いていなかった。14時ごろに行ったら店員さんがいた。

駅構内

駅前のちいさな池にはメダカがいる

サイクリングで観光名所をめぐる

池上の観光は、サイクリングがおすすめらしい、花蓮のようにバスがバンバンは知っているわけでもないし、そもそも田園風景を見に行くのであれば、むしろサイクリングロードが整備されているので自転車に乗った方がおすすめだ。

今回は、池上駅のすぐとなりにある、uniさんというレンタサイクルやさんで自転車を借りた。普通の自転車であれば1日150元だった。電動自転車は250元で、1時間ごとに課金(ただし1日最高でいくらと上限は決まっている)ので、そこそこ体力ある人なら、普通の自転車でいいと思う。池上は花蓮市などとくらべると坂が少ないので、電動自転車でなくても問題ない。ちなみに、ゆったり観光するのであれば最低3時間はレンタルしたほうがいいと思う。

www.unigo-tw.com

自転車をかりて、さっそく観光。サイクリングロードの起点はここらしい。

右手がサイクリングロード

一面の水田

水車もあった。ちょうどツアーグループが写真撮影をしていた時で、人が移りこまないように撮影するのが難しかった笑

水車

金城武の樹

そのむかし、エバー航空金城武さんを起用してここで写真を撮ったとかで有名になったそう。田んぼのど真ん中に木があり、ここに人が(自転車を降りて)群がっているので、地図を見なくても目視で見つけられるはず。

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伯朗大道

池上、いや台東といえばこの景色とってもいいくらい有名な道なのでは。

まっすぐ続く道

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天堂路

こちらはカーブした、山にとけこんでいくような道。ちかくに可愛いブランコもあって、フォトスポットになっていた。

天堂路

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どの場所も、ちょうど水田が緑の稲でおおわれている時期できれいだった。

池上大坡池

生態保護区となっている池。ここもサイクリングロードがあるので、池の周りをぐるっとする形で自転車で走ることができた。

池の周りのサイクリングロード

池(ちらほら釣り人がいた)

弁当やさんで腹ごなし

先に紹介した池から、駅方面にいくと、池上の駅弁を食べることができるお店がある。

駅弁「池上飯包」

池上の米をたのしみつつ、駅弁の歴史に触れ、さらにお土産まで帰る場所だ。駅よりもこっちでお土産を買う方が、品ぞろえはいいかもしれない。

詳細は別のブログにまとめているので、気になる方はぜひ。

dou4hua1.hatenablog.com

ちなみに、ここ以外でお土産を買うのであれば、池上鄉農會(池上直銷驛站)もおすすめだ。はがきやコメ、お菓子などが売っている。スーパーにちかく、食品が中心だ。今回、ここで絵葉書と、あまりの暑さにアイスを購入した。

台東名物、釈迦頭のアイス

そんな感じで、3時間半ほど観光を楽しみ、おなかを満たしたところで、台北に向けて出発することに。

 

所感

水田が広がる平地を自転車に乗って駆け抜けるのはとても気持ちがよかった。

ただし、日影がほとんどないため、真夏、昼間の観光の際は、水分補給をこまめにする必要はありそうだ。バスでの観光はほぼできなさそうな印象を受けたので、サイクリングはちょっと、または天気が不安定...という場合はタクシーを使うのがいいかもしれない。

ココでしか見られない風景がたくさんあると思うので、台湾東部に出かける機会があればぜひ足を延ばしていってみてほしい。おすすめ!

おまけ

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【旅】台東で「池上飯包」を食べる

先日、台東の池上にでかけた。

池上駅

池上駅

池上は、台東の北部にあり、米どころといわれる。調べたところ、台湾の総生産量に占める割合は1.2%とのことで、圧倒的な生産量を誇るというわけではないようだ。

(出所)国家発展委員会

とはいえ、米どころといわれだけあり、駅から少し歩くとすぐ田園風景が広がった。

池上の風景

田んぼがひろがる地域だが、駅前には飲食店が並ぶエリアもある。今回はそこにある悟饕池上飯包文化故事館で食事をとった。悟饕池上飯包は1999年にこの名前になった弁当屋さんで、台北など他地域でも店舗を展開する飲食店である。

ただ、池上には、この「ストーリー館」と呼ばれる付属施設があり、池上飯包の歴史などを学ぶことができる。池上飯包は、台湾東部の移動時間が長いことから、乗客の空腹を満たすために駅のホームで食べ物を販売したことが始まりで、いまでいう駅弁にあたる。そのため、施設に電車の装飾もある。

悟饕池上飯包文化故事館

電車のような食事ゾーンもある

メニューは写真のような感じ。

メニュー

今回は、左上の「正宗池上飯包」を購入した。「正宗」は本場の、とか、正当な、と言った意味合いである。

正宗池上飯包

正宗池上飯包

飯包にかかっている紙のうらには、おかずの説明が書かれている。全体的に茶色いが、高菜や漬物など、野菜も入っている。おかずは味がしょっぱめでおいしかった。そして、何より米がおいしい。味というよりも、食感が普段食べている米よりももちもちと粘り気があって、日本で食べる白米に近い印象だった。

茶色であふれる正宗池上飯包

店の一階は飲食およびお土産物販売エリアだが、二階は飲食と池上飯包の説明エリアになっている。

店内の、二階に続く階段

池上飯包の説明

二階

飯包の説明エリアにそびえたつ米タワー

2階の展示エリアには、池上飯包のおかずや、その形の変遷などが説明されている。

池上飯包のおかずの解説①

池上飯包のおかずの解説②

ここで、池上飯包がなぜ「弁当」と呼ばれないのかがなんとなくわかった。初期に販売されていた時、米とおかずを写真の様に包んでいたようだ。ちなみに価格は1.5元。インフレすごいな。

初期の池上飯包

第二代から、包むスタイルではなく、箱スタイルになったようだ。

第二代池上飯包

現在の池上飯包(今回注文したものと同じ)

おいしくご飯を食べて、展示を見て適度に腹ごなしと休憩もできる(しかも屋内で涼しい)ので、池上にきたらぜひ訪れてみてほしい。

お店の場所はこちら

ほかにも、池上には、かの有名な直線道路「伯朗大道」などの観光名所もある。サイクリングがしやすい場所なので、自転車にのって運動したあとにこうした弁当を食べると、エネルギーと塩分が補給できてちょうどよいと思う。

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【駅】牛乳の名産地、瑞穂の駅

台湾のスーパーやコンビニにいって乳製品のコーナーにいくと、必ずと言っていいほど見かけるのが「瑞穂鮮乳」という牛乳。瑞穂とは、台湾東部、花蓮県の地名である。

瑞穂鮮乳

先日、花蓮南部の玉里へいったので、そのついでに、瑞穂にも行ってみることにした。

▼瑞穂駅の場所

駅に降り立った瞬間、ここは牛乳の名産地だぞという圧を感じた。

ホームに鎮座する牛

ホームの柱が牛の模様になっている

妙に写実的な牛の後ろ姿(椅子)

さすがにこの椅子のデザインセンスには笑った。

ちなみに、こんなに牛乳アピールをしているのは駅のホームだけで、外見は普通だった。

駅の外観

ちなみに、この近くには牛乳火鍋の店があり、真っ白なお鍋を楽しむことができる。

dou4hua1.hatenablog.com

ちなみに、瑞穂鮮乳をあまりによく見かけるので、てっきりここが台湾最大の牛乳の産地なのかと思っていたら、どうやらそうではないらしい。おそらく、この瑞穂鮮乳が統一グループという食品・流通最大手の台湾企業の商流にあるので、よくみかけるのだと思う。

農業部のデータによると、生産量がもっとも多いのは彰化県らしい。

https://fae.moa.gov.tw/upload/images/food_subject_part/1361/%E7%89%9B%E5%A5%B6.png

(出所)食農教育資訊整合平臺 (moa.gov.tw)

またひとつ勉強になった🐄

おまけ

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【食】瑞穂の牛乳火鍋

花蓮南部の瑞穂にあるお店に行き、牛乳火鍋を食べた。お店の名前は綠精靈瑞穗鮮奶鍋、メニューは「瑞穗鮮奶小火鍋」250元

元々、玉里を拠点に観光をしており、今夜は何を食べようかなと考えていたところ、おとなりの瑞穂(台鉄の自強号で10分程度の距離)に牛乳火鍋の店があると聞き、行ってみた。瑞穂といえば、スーパーで並んでる「瑞穂鮮乳」でもお馴染みの牛乳の名産地の一つ。そんな産地ならではのメニューなのではと思い、コレを食べるためだけに瑞穂に行ったのでした。

夜7時くらいにお店に着いたものの、直後にお店は満席に。混んでいたので10分ほどまっていよい鍋が運ばれてきた。ちなみに、ほとんどのテーブルに真っ白な鍋が運ばれていたので、牛乳火鍋を頼んでいたと思われる。

白湯より白い、牛乳火鍋

牛乳火鍋セット250元

客席

グツグツ煮え立つ牛乳の中に野菜と肉を入れて、待つこと数分。真っ白なのでぱっと見具材がきちんと加熱されたか分かりにくいので長めに茹でた。

牛乳そのものに味付けはされていないので、普通の火鍋屋さんと同様、個人でタレ皿に薬味と醤油などをいれてタレを作り、それに茹で上がった野菜と肉をつけて食べた。シチューのようなまろやか濃厚味わいで美味しかった。ハマりそう。残ったお汁をご飯にかけてチーズとか入れたらもっとおいしかったかもしれない(チーズはないけど)。

ちなみにデザートに、果物と牛乳プリンがついてくる。シメまでぶれない!

デザート

そしてセットドリンクの選択肢にももちろん牛乳(鮮奶)がある…が、翌日の長丁場の電車に乗る予定があったので、ここで冷たい牛乳飲むのは控え、あったかいお茶を頼んでしまった。やっぱ牛乳頼めばよかったかなあ…。
瑞穂駅から近く徒歩でも行ける距離。牛乳火鍋は250元で、コレにデザートと飲み物も付いてくるならコスパ良いかと。

メニュー

お店の場所はこちら

ご興味ある方はぜひ。

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【酒】台北国際酒展・純酒展

台北で毎年開催されている(らしい)お酒の展示会にでかけた。酒造や貿易商などが出展し、台湾、日本、欧米などのさまざまなお酒やお酒にかかわる用品が展示・販売されている。

▼公式サイト

www.chanchao.com.tw

チケットは250元。当初、ネットで買おうと思ったら、インスタの公告からとんだこともあってか、会員登録が必要といわれ、面倒だったので当日券を購入した。 

せっかくなので、自分が知らない台湾のお酒やブランドに触れる機会にしたいと思い、台湾産のお酒を扱うブースを中心に回った。自分は最初の試飲でいただいたプラカップを使い回していたけど、デポジットありのグラスを使っている方や、マイグラスを持って参戦している人もいて、彼らに圧倒されながら、色々なお酒を試飲させていただいた。以下、おいしかったお酒と、個人的メモ。

品永悅股份有限公司

うさぎのマークが目印の「Bunnyville」が有名な企業。Bunnyvilleの果実酒はけっこういろいろなところで見かけるけど、ウイスキーを扱っているとは知らなかった。ウイスキーのボトルのキャップかわいい。

ウイスキー

価格リスト(今回は一番上のものを試飲)

日造酒妝

台湾のスーパーなどでも手に入る梅酒を製造するブランド。梅にさまざまな果物を加えた、台湾らしいアレンジがほどこされている。ここ以外にも台湾梅酒の企業が複数ありいろいろ試飲させてもらったけれど、梅以外の果物を混ぜているものはあまりないので珍しい。台湾は梅酒市場のレッドオーシャンなんだなと思った。

梅酒

臺中市霧峰區農會酒莊

先日の台中旅行でじつはこの農協(台中)にお邪魔し、清酒を購入していた。見覚えのある名前と思い、今回は果実酒を試飲。レモン、ライチ、ゆず、梅があり、レモンとライチは蜂蜜で甘さがつけてある(いずれも現地でとれたもの)。ゆずと梅は蜂蜜ではなく砂糖の甘さが加わっているとのこと。店員さんいわく、梅は割って飲んだ方がいしいけど、それ以外はストレートで冷やして飲むのがおすすめらしい。

果実酒がずらり

加賀企業社

白酒、ウイスキー、高粱などを手掛けるメーカー。今回初めて名前を知ったブランド。シングルモルトウイスキー穀物の風味が残る独特な味わいだった。黒ニンニク酒、インパクト強いけど味の癖は意外と少な目。

独特なラインナップ

ウイスキーなど

凱達格蘭酒業股份有限公司

ここも今回初めて知った台湾ウイスキー。高いけどおいしかった。そして、おばちゃんの営業がうまい!いいお値段なのに、何種類も試飲させていただき(こういう親切に自分弱いんだよなあ)、かなり酔っぱらった。

直営の販売店がないようで、台湾でもお店で買うことは難しいのだとか。名前がすごく台湾らしくて、個人的に一番気に入ったウイスキーだった。

凱達格蘭酒業のウイスキー

輸入ワイン

オーストリアの紫ワイン

日本でも売っているらしい。酸味がつよい紫ワインと、甘みがつよい紫ワインがあり、台湾だと、この2つをブレンドした甘酸っぱい味の人気が高いらしい。

紫ワイン

紫ワイン

スペインの青いワイン

スペインからの輸入ワインだけど、馬祖でしか販売されない青いワイン。この青は、春~夏にかけて馬祖でみられる「藍眼涙」という夜光虫の色にあわせたもので、バタフライピーの色みらしい。味は白ワイン。

青いワイン

最初、青いボトルに入った白ワインだとおもっていたが、透明なボトルに入った青いワインだった。びっくり。

真っ青

インドのウイスキー

インドでウイスキーを作っていることは知識としては知っていたが、初めて飲んだ。2012年から生産し、2022年にフラグシップラベルを発売したそう。

インドのシングルモルトウイスキー

所感

このほか、写真をとりわすれたけど、台東のアミ族伝統のライスワインや、台湾の貿易企業が輸入している日本酒など、色々飲んだ。日本のお酒はかなり多く出展していて、日本酒、焼酎、果実酒など種類も多様。なかでも日本酒の存在感がかなり強かった印象。

最終的に、台湾産のウイスキーと梅酒を購入。250元の元を取るつもりで試飲しまくったのに、結局その十倍以上の金額の買い物をしてしまったでした。全部台湾産のお酒だし、台湾経済回したからまあいっか!と、酔っ払いながら瓶を抱えて地下鉄で帰路についた。

最寄りの101駅には、お酒の入った紙袋を持った人、自分も同じようにほろ酔い(歩き方みたらわかる)の人がちらほら見かけられた🛍️

4月21日まで世貿1館で開催のようなので、お酒好きの方はぜひマイグラスと水を持参して行ってみてください。

【旅】台湾好行「玉長豐濱線」で海岸観光@花蓮&台東

花蓮県南部の玉里にでかけた際、台湾好行「玉長豐濱線」で海岸観光をつかって観光をした。自力では行きにくいエリアも効率よく回ることができ便利だった。

ツアーの日程と降車スポット

ツアーのスタートは玉里駅。玉里駅以外では、安通温泉や長濱中心部からも乗降車可能らしい。10:50出発で、終了は16:50。休日だったが、交通渋滞はなく、予定通りの運航だった。

玉里駅の集合場所

時刻表にもあるとおり、運行は一日に一本だけ。事前予約制で、予約ゼロの場合は運行しないよう。値段は350元/人。

観光スポットでは数十分~1時間前後、散策する時間をくれるので便利。なお、出発は玉里だが、メインの観光スポットは台東県の長濱郷と、花蓮県の豊浜郷になる。

チケット

▼詳細と申込はこちらから

台灣好行旅遊服務網-好行路線-內容

奚卜蘭遊客中心

最初の降車スポットで、おそらく食事が目的。ただ、この日は朝ごはんが遅めであまりお腹が空いていなかったので、このエリアのクラフトビールと茶葉卵を食べた。

水餃子が名物らしい

クラフトビール

記念スタンプ

石梯坪

風と波の侵食でできた独特の地形が特徴。写真では伝わりにくいが、結構ひろい。運動靴推奨。いい塩梅の侵食で、階段のような地形になっている部分があり、そこから上に登って行った。

中央すこし左と右下に人がいるけど見えるかなあ(大きさが伝わるかと)

足元注意

北迴歸線界標

台湾は北回帰線(北緯23.5°)を境に気候や主要農作物がかわる。この北回帰線の印が3か所あり、そのうちのひとつがここ。もう2つは花蓮舞鶴台地と嘉義にある。

北回帰線がココを通っているよう

時間が余ったので、一緒にツアーに参加していた台湾の方にすすめられて、トビウオの卵入り香腸を食べた。ライムをかけたらさっぱりして美味しかった。ときどきプチプチした食感がありおもしろかった。

近くで、東部名物、トビウオの卵入り香腸を食べた。

金剛大道

海に続くまっすぐな道。台東の伯朗大道のミニバージョンといったところか。

観光目的ではない車やバイクが通るので、写真を撮るときは注意が必要。なお、お手洗いはないので、この前後の降車スポットで済ませておくと安心だ。

まっすぐな道

金剛好事館

最後の降車スポットでお土産屋さんにあたる。一緒にツアーに参加した方が、金針花のサイダー一緒に飲んでみない?とのことでごちそうしてくれた。ほんのりお花の味がするけど、レモンの味の方が強かったかな。ちなみに金針花は夏が見ごろで、花畑は玉里の観光名所のひとつ。

金針花サイダー

感想

  • バスで効率よく海岸の観光名所を回れるので便利だった。集合場所も玉里駅と、観光客に優しい。ほとんどが景色を楽しむ観光スポットなので、天気が満足度を大きく左右すると思う。
  • なお、2024年4月の地震以降にいったが、玉里駅と花蓮駅(あの斜めに倒れかけた建物があるところ)は最速の鉄道にのっても片道1時間かかるので、ほぼ影響はなかった。花蓮駅をとおるところでしばしば余震があり、その影響で遅延が生じた程度である。

興味がある方はぜひ。

おまけ

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最後までお読みいただきありがとうございました。

【宿】山隣山林青年文旅@玉里

先日、花蓮南部にある玉里にでかけた。ここで2泊3日、すてきな宿にお世話になったのでメモしたい。

名前とアクセス

宿の名前は山隣山林青年文旅という。英語版はforest 3030 hostel。なんで30何だろうと思ったら山隣山林の中文の発音が3030と似ている。だからなのかな。

www.forest3030hostel.com.tw

外観

場所は、台鉄の玉里駅から徒歩3分ほど。近くにスーパーやコンビニ、カフェもある。ただし徒歩圏内に、それぞれ1~2店あるくらいなので、にぎやかというよりは落ち着いたエリアという印象を受けた。

最寄りの玉里駅

共有スペース

とにかく清潔で洗練されたデザイン!今回予約した部屋では、室内飲食ができなかったので、共有スペースでご飯を食べた。居心地がよくて、バスや電車の時間までなんだかんだここで時間を過ごすことが多かった。

入り口目の前にある地図(おしゃれ)

ミニライブラリ

飲食スペースには給水機があるので、コンビニやスーパーで買わずとも、ここで水は補給できる。ごみは分別して捨てる。

飲食スペース。料理もできる。

ランドリースペース

ランドリースペース

ランドリースペース

共用のトイレ&シャワールーム

中庭

コモンスペースと、カプセルルーム、個室でコの字型に囲まれるように庭がある。ちなみに、洗濯ものはこの庭ではなく、専用スペースがあるのでそちらに干す。

中庭

何と庭があって、ここによく猫がいた。首輪はないけど、ご飯用のお皿があるので買っているのかも?かなり人懐こくて、自分が可愛いことと「人間て猫のこういうしぐさ好きでしょ?」ということを理解しているようなふるまいをする。

夜に鳴き声が聞こえたのでドアを開けたら、いた

目つきは鋭いが人懐こい

個室

今回はシングルバックパッカールームを予約した。かなりコンパクトで、スーツケースを置くのはちょっと難しい感じ。

お手洗いとシャワーがあったが、シャワーを浴びたらトイレがずぶ濡れになるデザインだったので、シャワーだけは共有のものを使った。

コンセントは、ベッドの横と、洗面台の横、ベッドの足元にひとつと、こまらない数あった。

独立シングルルーム

ベッドの足元

部屋内のトイレ&シャワー

ちなみに、このホテルでは、バックパッカー用ではない、通常のシングルルームとダブルルームがあり、これが無印良品を使った素敵なデザインということで、ちょっと話題になっている。

他のお部屋の様子はHPから確認できる。

www.forest3030hostel.com.tw

とまった感想

  • 水回りがとてもきれい。時々みかける、足場がべちゃべちゃだったり匂いがヒドイ、というのが全くない。かつ、サービスのバスタオル(取り替えサービスはなし)が分厚いのでしっかり給水してくれる。なお、アメニティはシャンプーとボディソープのみ。クレンジングやコンディショナーは持参する必要があった。
  • 食事スペースを筆頭に、共有スペースがとてもきれいで過ごしやすい。交流するというよりも、個々人で好きなように過ごすという雰囲気だった。
  • アクセスがよい。徒歩圏内に、朝ごはん屋さん、ご当地グルメの玉里麺の店、カフェ、スーパー(全聯)があり、静かながらも必要なものはすべてそろう。ただし、飲食店の開店/閉店時間には要注意。また、駅やバスターミナルへも徒歩3分ほどでかなり助かった。

カウンターは中文または英文で対応をしていただけた。今回、なんと滞在中に旅先でパスケースにいれていたカードキーを、ケースごとなくしてしまったのだが、300元で再発行してくださった(乗車していたバス会社に問い合わせるも見つからず、本当に申し訳ない&3日くらい落ち込んだ)。

玉里で快適に過ごしたい!というのであれば、予算や宿泊人数にあわせて柔軟に部屋も選べるのでとてもおすすめだ。正直、このホテルに泊まるためにまた玉里に行きたいと思うくらい素敵だった。

おまけ

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