先日、宜蘭にでかけてきた。過去に一度行ったことはあり、そのときは自動車を運転できる友人がカバランのウイスキー工場や蘭陽博物館につれていってくれた。
今回は、国際免許のない人間が、一人で宜蘭をまわるので、徒歩で可能な範囲を観光することにした。
正常鮮肉小籠湯包
まずは腹ごしらえ。宜蘭駅から徒歩で行けるけれど、12時近くになると混む。
今回は11時半前に行ったので正解!発券機(テイクアウトもイートインもここで注文・会計)は少し並んだけど、すぐ着席できた。
ジミー公園
さきほどの小籠包やさんから歩いて行けるところに、絵本作家ジミー・チョウさんの作品をモチーフにした公園がある。結構多くの人が写真を撮っているので、他の人が映らないように写真を撮るのは少々難しい。
宜蘭設治紀年館
入館料30元。有料でも入ることをお勧め。日本統治時代の宜蘭長官の宿舎。襖、たたみ、欄間、枯山水(!)など、日本らしさを感じる場所。それと同時に、宜蘭は清朝→日本の統治を経てきたことや、いかにして今の宜蘭という行政区分になったのかなども学ぶことができる。
日本に関連する資料は日本語なので(達筆で解読に日本人でも時間はかかるが)、わかりやすいと思った。
なお、冷房+たたみと、もう寝転んで昼寝したくなる空間だけれど、寝転んではダメと書いてあった。
宜蘭設治紀念館
— まめはな (@dou4hua1) 2023年5月23日
日本統治時代の歴代宜蘭長官の宿舎。襖、たたみ、欄間など、すごく懐かしい雰囲気を感じました。まさか台湾、しかも宜蘭で枯山水を見ることになるとは思いませんでした。宜蘭長官の履歴書なども展示されていて面白かったです。お庭の猫ちゃんかわいい。 pic.twitter.com/3K5tbPYfTc
宜蘭文学館
宜蘭設治紀念館のすぐ隣にある文学館。カフェスペースがあり、スイーツやお茶をたのしみながら、宜蘭にゆっかりのある本をみることができる。
台灣菸酒宜蘭酒廠
台湾ビールなどを製造するTTLの宜蘭観光工場。創業時の主力商品である紅露酒の説明とお酒全般の解説をしている。ほかにも、あなたの酔いパターンは?とか、いろいろなお酒の嗅ぎ比べもあっておもしろかった。
個人的には烏龍茶の香りがついたお酒が一番好みの香りだった。もはやお酒ではなくお茶の香り...けど、いい感じにミックスされていた。
台灣菸酒宜蘭酒廠
— まめはな (@dou4hua1) 2023年5月22日
台湾ビールなどを製造するTTLの宜蘭観光工場。創業時の主力商品である紅露酒の説明とお酒全般の解説をしていました。お土産ショップもありました。酔い方の8分類なんかも興味深い。 pic.twitter.com/Wza5oXLvuh
その後、礁溪温泉へ...
このあと、宜蘭駅前にもどったところ、すぐ近くの広場でマーケットをやっていたので、そこを散策。そのあと電車に乗って礁溪温泉へ。
今回の観光を振り返ると、11時に宜蘭駅につき、電車に乗ったのが15時前だった。この目的地であれば半日で観光可能な印象を受けた。宜蘭の別のエリアに行ってもいいし、バイクや車があれば少し足を延ばして、カバランウイスキー工場に行くこともできそうだ(どこも入場時間には要注意だが)。
礁溪温泉の記事もまた別途書けたらいいな。
台北→宜蘭の行き方
ググると良く出てくるが、宜蘭までの行き方は、①鉄道、②バスの二択になる。自分はバスだと酔ってしまうのでなるべく鉄道を使うようにしており、今回は台北から宜蘭まで鉄道(新自強号)でいった。ただ、この鉄道のチケットが旅行1週間前の段階でも結構売り切れていた。
特に週末の鉄道切符は、指定席且つ速い自強号からすぐに売り切れるので、旅行を計画される際は早めに予約をすることをお勧めする。
時刻表検索と予約ができる台鉄の公式サイト:交通部台湾鉄路管理局
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