今週のお題は「行ってよかった旅行先」だ。
台湾に住んでいたとき、週末に行ける山をよく探していた。
その中でも「行ってよかった」と印象に残っているのが、宜蘭県にある太平山國家森林遊樂區である。 台北から日帰りで行ける範囲でありながら、森の深さ、鉄道の歴史、山奥の温泉までそろっている。
あまりに気に入ったので、3回も出かけた。
太平山はどこにある?台北からどう行くのか
太平山は台湾北東部・宜蘭県に位置する山岳地帯で、台北から日帰りで訪問できる数少ない本格的な山である。
台北駅を朝に出発し、戻ってくるのは夜という一日がかりの旅になる。
アクセスは以下のとおりだ。
- 台北 → 宜蘭(バスまたは鉄道)
- 宜蘭 → 太平山森林遊楽区(ツアー車両または台湾好行バス)
週末は渋滞に巻き込まれると12時間近い長旅になることもあるが、それでも行く価値がある山である。
↓実際に参加したツアー
台北 / 宜蘭発 太平山日帰り観光ツアー トロッコ列車体験も(台湾) ![]()
太平山の歴史:日本統治時代の林業の舞台
太平山は、日本統治時代に台湾三大林場のひとつとして栄えた場所である。
森の奥から伐り出した木材を運ぶため、山中には鉄道が敷かれ、その名残が今も各所に残っている。
蹦蹦車(トロッコ列車)
かつて丸太を運んだ線路を観光用に改造した乗り物で、霧の森をガタゴトと進む体験は太平山ならではだ。
木々の匂い、湿った空気、レトロな車両の揺れが心地よい。
見晴懷古步道
個人的にも、そして記事でも「一番の見どころ」と書かれている場所である。
苔むした線路跡が森に溶け込み、となりのトトロの世界のような雰囲気が漂う。
翠峰湖
台湾最大の高山湖で、海抜は1850メートル。大きさは、日月潭(台湾最大の湖)には及ばず、景観台から湖の対岸が見えた。
しかし、見るのと歩くのでは体感できる大きさが全く異なる。1時間以上歩いて湖の周辺を散策し、しっかり翌日筋肉痛になった。
山奥のご褒美、鳩之澤温泉
太平山に三度通った最大の理由は、鳩之澤温泉 である。
「こんな山奥に温泉が?」と驚くが、林業従事者の生活の中で生まれた温泉であり、日本統治時代に造られた歴史を持つ。
源泉は地下2200メートルから湧き、温度は140度にも達するという。
観光客向けの浴槽は38〜42度に調整されており、少しとろみのある湯が山歩きの疲れをゆっくり溶かしてくれる。
外の空気はひんやりしているのに、湯の中では身体がほどけていくようだった。
ちなみに、この温泉は、筋肉をほぐし、美肌にもきくという。
時間に余裕があったツアーでは、温泉卵も作った。
山に来て、線路を見て、最後に温泉に入って、湯上りに温泉卵をいただく…。
「これって、最高じゃん?」
台北から日帰りで山を満喫できる場所
太平山は、
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日本統治時代の林業の歴史
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苔むした線路跡の静けさ
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霧の森を走るトロッコ
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山奥の温泉というご褒美
など、魅力がぎゅっと詰まった山である。
台北から日帰りで行ける範囲とは思えないほど、深い森と歴史が待っている。
台北 / 宜蘭発 太平山日帰り観光ツアー トロッコ列車体験も(台湾) ![]()
なお、このツアーには太平山國家森林遊樂區への入場チケットは含まれていないので、以下から別途購入する必要がある。
(なぜ含まれていないのか、推察するに、台湾現地のかたは高齢者優待などの割引があるようで、入場料が一律でないためらしい)








