- 出張者の一言から気になり始めた「酸っぱい白菜」
- 酸味と塩気が絶妙にマッチしたやみつきスープ
- スープを吸った豆腐は火傷注意
- 酸白菜初心者にもおすすめのローカル麺
- 店舗情報(Googleマップ)
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台湾に来てから好きになった料理のひとつが 酸白菜肉絲湯麵(サンバイツァイ・ロースータンミェン) である。
酸白菜は台湾の発酵白菜で、鍋料理でよく使われる食材だが、日本ではそれほど馴染みがない。私自身、ピクルスやザワークラウトのような“アクセントの酸味”は好きなものの、主食として酸っぱい料理をあえて選ぶことはほとんどなかった。
そんな私が酸白菜にハマるきっかけとなったのが、台北にある 富馨園麵食館 との出会いである。
出張者の一言から気になり始めた「酸っぱい白菜」
ある日、日本から出張に来ていた方が、食事中に「この酸っぱい白菜の鍋、大好きなんだよ〜」と熱く語っていた。
「そんなに美味しいのか」と興味が湧いたものの、想像がつかないままだった。
しかし数日後、ふらっと入った富馨園麵食館で、ちょうど 酸白菜肉絲湯麵 を発見し、せっかくの機会なので注文してみた。これが酸白菜への印象を覆す一杯だった。

酸味と塩気が絶妙にマッチしたやみつきスープ
富馨園麵食館の酸白菜肉絲湯麵は、酸味と塩気のバランスが絶妙で、驚くほど食べやすい。ただ酸っぱいのではなく、発酵白菜の酸味が旨みと重なり合い、スープ全体に深みを与えている。食べ進めるほどにクセになる味わいである。
さらに、スープに隠れている 獅子頭(台湾風ミートボール) がしっかり味つけされており、途中から“味変”のように楽しめる点も嬉しい。
炒め物や油が多めの台湾料理よりも軽く感じられ、胃にも優しい。気づけば何度もリピートするようになった。
スープを吸った豆腐は火傷注意
上に浮かぶ豆腐は、とくにスープをよく吸っており、熱々の状態で提供される。
うっかりそのまま口に放り込むと、中から熱いスープが一気に溢れ、確実に火傷するので注意が必要だ。
とはいえ、この“じゅわっと広がる旨み”こそが酸白菜肉絲湯麵の醍醐味でもある。
酸白菜初心者にもおすすめのローカル麺
酸白菜は日本人には馴染みが薄い食材だが、富馨園麵食館の一杯は初心者にも挑戦しやすい。鍋ではなく、どんぶり一杯分という量も初心者向けだと思う。
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酸っぱすぎず食べやすい
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発酵の旨みがしっかり感じられる
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獅子頭や肉絲で満足度が高い
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スープが軽やかで飽きない
酸白菜料理を試してみたい人に特におすすめである。
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