北投はMRT(地下鉄)でも行くことができるので、おそらく行ったことのある日本人旅行客も多いのではとおもう。私も何度か行ったことがあるのだが、今回、素敵な日帰り温泉を楽しんだので、思い出をふりかえりつつ、紹介したい。
北投温泉とは
北投温泉はもとは硫黄の産地で、草木も生えない場所としてみられていたそう。日本統治時代に入って最初の温泉宿が開かれ、1913年には台湾最大の公衆浴場が開業した。その後、日本の敗戦と引き上げにより、すたれてしまったものの、1990年代から保存運動が盛んになり、観光地化したようだ。
実際に、「地熱谷」と呼ばれる場所では、地下から温泉が湧き出している様子をみることができる。夏に行くととても暑くて息苦しいが、冬に行くよりも湯気が少ないので、そこから湯が沸いている姿がよく見える。
南豊天玥泉会館
今回は、新北投駅かた徒歩3分ほどの場所にある、南豊天玥泉会館に日帰り温泉にいった。日帰り温泉+入浴後にラウンジで飲み物と軽食を楽しめるプランで、KKdayで申し込んだ。
▼台北 南豊天玥泉温泉会館 大浴場 入浴チケット予約
https://www.kkday.com/ja/product/25560-taiwan-beitou-hot-spring-resort-white-sulfur-spa
入り口で予約画面を見せたら、係の方が案内してくださるので、それについて大浴場へ。ここでロッカーのカギをうけとる。外国人且つ初めての利用と伝えたからか、ロッカーまでついてきてくれて、いろいろ説明いただいた。
まず、タオル(バスタオル+フェイスタオル)、シャワーキャップなど、必要なものは一式料金に含まれており、すべてロッカーに入っていた。シャワーキャップは、日本の温泉では使ったり使わなかったり(ゴムで髪をくくればOK)だと思うが、この温泉は、ドライサウナ以外はシャワーキャップ必須である。また、ロッカーには濡れてもいいスリッパが置かれているのだが、ドライサウナとお風呂の中以外(=洗い場とミストサウナ)は滑らないように備え付けのスリッパを履くルールだった。スリッパをはいて大浴場に行くことはこれまでなかったので、新感覚。
なお、水分は持ち込み禁止だが、大浴場内にウォーターサーバーがあるので、そこで水分補給可能である。
大浴場
大浴場は、水着不要の日本式。大浴場は2種類あり、うち一つは36度と温度低めのジェットバスで、マッサージされながらそこそこ長湯できる感じ。もうひとつは少し熱めだった(ジャグジーはなし)。サウナはドライとミストがあった。ミストサウナは、ちょうどミストが充満されるタイミングで入ったため、しばらく視界が不良だった。足元が不安な人は壁伝いに歩くと安心だと思う。
ラウンジでお茶とお菓子を楽しむ
入浴後は、ラウンジで飲み物とケーキ、仙草ゼリーをいただいた。自分たち以外にも、おなじプランを予約したと思しき旅行客が、ここでくつろいでいた。
感想
駅から近く、手ぶらで楽しめる温泉かつ、日本人にもなじみやすいスタイルなので、おすすめ。脱衣場も非常に清潔で、安心して利用できる。台湾旅行で温泉楽しみたいなあと思っている方にはおすすめだ。
おまけ
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