今回、馬祖で宿泊したバックパッカーホステルについてまとめる。
馬祖は四鄉五島といわれるが、5つある主要な島の中でも北竿に今回は滞在した。
今回宿泊したのは、島のほぼ中央にある、大宅三院青年旅舍 背包客棧というバックパッカーズホステルである。とても良いホステルだった。
大宅三院青年旅舍 背包客棧とは
馬祖の伝統的な「閩東式建築」に宿泊できるホステルである。
閩東式建築については以下のウェブサイトに説明があるが、花崗岩で壁がつくられており、屋根瓦の上にも石が置いてあることが特徴だ。そして、軍事標語がかかげられていることが多い。
とくに有名なのは、北竿の芹壁聚落という場所で、閩東式建築の建物が多くある(民宿やカフェもある)。
本題に入るが、このホステルも外側が白い花崗岩の壁ておおわれており、屋根瓦の上には岩がある。屋内に入っても壁が花崗岩でできていることがわかり、とても独特だ。
アクセス
北竿鄉坂里村にあり、空港や港からはやや離れている。空港から徒歩でアクセスすることは難しいが、南竿からの直行船がつく白沙港からであれば徒歩十分ほどで来られるらしいので、徒歩も可能ではある。
送迎サービスはないようだったので、バス、タクシー、バイクなどを使っていくことになると思う。
チェックイン
入り口には鍵がかかっており、チェックイン前はドアを開けることができないので、オーナーさんに電話で到着した旨を伝える必要がある。これは、このホステルのすぐ隣に、観光客が自由に入れる閩東式建築の展示があるため、間違えてそのままホステルに入ってしまう人がおおく、宿泊者だけが入れるようにするためにこうしているとのことだった。
※予約時点で、どのくらいの時間に到着するか聞かれるので、そのときになるべく具体的な時間をこたえておくとスムーズだと思う。
連絡を取ったら、すぐにオーナーさんが来てくれて、チェックインできた。
ホステルの様子
入り口に下駄箱があるので、そこに靴を入れ、屋内ではスリッパをはく(共用なので、気になる人は自前のものを持っていくと良い)。
なお、浴室は2つあり、それぞれにドライヤーがあるが、電気のキャパシティーの都合上、2台を同時に使わないようにと言われた。使用する際は、一緒に宿泊している旅行客に一声かけるなどしよう。
客室
2階にのぼると客室がある。
今回宿泊したのは、4人一部屋。ハンガーひとつ、リネン、タオル1枚がついている。これらは、チェックアウト時は指定のバスケットに入れる。
また、個室にはコンセントの刺し口が1つだけある。複数のものを充電したい場合は、USBなどの刺し口が複数ある充電用コンセントなどを持参するのが良いだろう。
近くの観光スポットなど
宅BAR·小酒吧
ホステルのオーナーさんが経営するカフェ兼バー。昼間はカフェで、夜は19:30からバーになっている。
北竿遊客中心
ホステルの向かいにはビジターセンターがある。1階には北竿の紹介スペースやお土産物売り場、2回にはカフェがあるほか、公衆トイレもある。
なお、ここから発着するバスがあるので、バス観光をする人には便利だと思う。
▼公式サイト
https://www.matsu-nsa.gov.tw/Attraction-Content.aspx?a=2659&l=1
▼バス事情についてはこちら
坂里ビーチ
ビジターセンターの裏にあるビーチ。昼も夜も、ほとんど人がいなくて、解放感を存分に味わえた。
セブンイレブン
コンビニと侮るなかれ。島のライフラインを支える重要な存在。
島には3つセブンイレブンがあり(といっても今回は1つ閉店していた)、このエリアで夜21時くらいまでやっている、食事が手に入る場所はコンビニくらいしかない。
バスは17時台に最後の便が出てしまうし、夜の島はかなり暗くなるので、近場でご飯を済ませるとなると、かなりありがたみがある。
坂里早餐店
朝7時から開店している朝ごはん屋さん。ホステルには冷蔵庫はあるが朝食サービスはないので、こちらを使用するのがおすすめ。テイクアウトのみの提供。
坂里天后宮
坂里ビーチからも見える廟。小さいけれどカラフルで目に留まる。
直近では、1983年に改築されたそう。
予約
Booking.comから予約が可能だった。
今回の利用時点では、クレジットカード決済機が故障しているため、現金のみ支払いが可能だった。
感想
実際に宿泊した感想としては、近くにレストランはないものの、コンビニやビジターセンターがあり、立地は良いと思った。
なにより、建物が独特且つとても清潔だったこともありがたかった。
夜は静かで安眠できたし、朝も近くの店でできたての軽食を購入できる。
また、自分は利用しなかったが、徒歩圏内にレンタルバイク店があるようだ。
北竿に来る機会があれば宿泊の検討をお勧めする。
おまけ
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最後までお読みいただきありがとうございました。