まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

最近読んだ台湾の本

久々の投稿。台湾に行けないので、ブログに書くネタがなく、最近は別の趣味(読書、キャンプ、ヨガ等)に興じていた。

ただ、やっぱり台湾は好きで、TwitterInstagramに投稿していたように、台湾料理を食べたり、時にはつくったり、はたまた雑貨を使ったりして、日本で味わえる台湾を楽しんではいた。

 

今回は、最近読んだ台湾関連の本と感想をざざっと紹介する。

オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解

壮絶な育児記録。家庭が辛いとかそういう次元でなく、既存の制度や、その制度の中で生きるマジョリティからの意見も「辛い」状況で、李さんはどれだけの苦労をしたのだろう…と思った。

ギフテッドの息子と、既存の教育制度の板挟みにあって、それでもなんとか状況を打開しようとする母の姿に、尊敬の念を抱いたし、手記を通じて戒厳令下の台湾における、管理主義的な側面も理解することができた。現代の日本も台湾も、まだルールや「伝統」を重んじすぎてネガティブな状況を生み出すことはあるので「終わった問題」ではないのだろうけど。

オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解 | 近藤 弥生子 |本 | 通販 | Amazon

オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと

唐鳳さんの本は結構読んだので「この下り前も読んだことあるな」というのが多いので、他の書籍と重なる感想は省略。そのうえで、この本のオリジナリティを考えてみると、唐鳳さんだけではなくて、彼女を政界に引き入れた人にもインタビューがされていて、唐鳳さんを客観的に見た感想が綴られている点がユニークだと感じた(さすが近藤さん…)。

彼女が他の台湾人から見てどう思われているのか、政治の世界で議論をする際の壁は何で(これは日本も同じなので考えるまでもない)、それをどう乗り越えたのかなどがわかった。

オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと | 近藤 弥生子 |本 | 通販 | Amazon

台湾オニギリ

実は台湾で初めてオニギリ(飯團)食べた時、苦手な肉鬆が入っていたので、それ以降あえて食べないようにしていた。でも、この本にあるような肉鬆とか花生粉なしのオニギリなら食べられそう。

台湾オニギリ | 山脇 りこ |本 | 通販 | Amazon

台湾の「いいもの」を持ち帰る

お土産だけでなく、生活用品も含めて台湾懐かしい〜!と思える品のオンパレード。後火車站は一回しか行ったことがないのだけど、たしかに掘り出し物市場って感じだったので、また行ってみたい。花布ティーパックはパッケージ可愛いと思ってお土産によく買ってたけど、中身もいいものだったんだなと今更知った

学生時代は生活必需品と食べ物しか買わなかったので、紹介された鞄とかシャンプーとか雑貨とかは使ったことないものばかり、早く渡航して使ってみたい。

台湾の「いいもの」を持ち帰る (講談社の実用BOOK): 青木 由香 + 配送料無料

なつかしい日本をさがし台湾

烏山頭や屏東まで紹介しているのはレア。博物館はよく行くんだけど、銀行はあんまり行ったことがないんだよなあ…つぎ渡航できたら行ってみたい〜!あと、北投の温泉も(実は行ったことがない)。

なつかしい日本をさがし台湾 | おがた ちえ |本 | 通販 | Amazon

 

そういえば、10月13日から、入境人数の制限はあるものの、台湾への旅行も解禁になるようで。いよいよ日台間の往来正常化が近くなってきたなと感じる。早くいきたい~~!