※この記事は2016年2月の投稿を移行したものです
台湾留学も半分が終了しました。
前期の成績が出そろって、なんとか今セメスターもフル単できた模様です。
いや~、一安心。
ということで、成績の質はさておき、一応授業を突破した身として、台湾留学で履修していた授業の紹介をしたいと思います!
筆者は台大に留学している(このブログ更新時点では、現在進行形です)ので、もし今後この大学に入学/留学を検討しているという方はぜひ読んでみてくださいね~!
今回紹介するのは《東南アジア考古学》です。
英語だとIntroduction to Southeast Asia : History and Archaeology
中国語だと東南亞考古興歷史
というタイトル。
筆者が履修していた時点では、木曜日の午前中に連続3コマ(つまりは3時間)使って開講され、単位は3単位でした。
先生は日本人で、Japanese Englishをしゃべります。
★授業内容
授業では、教授がPPTを使って英語で講義を行っていきます。
内容は、先史時代~植民地時代の東南アジア諸国の歴史文化です。
ところどころ動画を見たりすることがあり、実際の民族の踊りや世界遺産PRビデオ(NHKとかUNESCOが制作したもの)を見ます。
授業内容は、ガッツリ考古学です。
大学受験で世界史を使ったひとなら、まあまあ、ちらほら知っている単語が出てくるな、という感じ。
筆者は東南アジア大好きで、ベトナム・インドネシア・マレーシアに行ったことがあったので、授業で登場する地名も知っているものが多かったのですが、この辺の知識がないと最初はついていくのが大変かもしれません。
また、仏教・ヒンドゥー教も深く歴史に関わっているため、宗教についての背景知識もあると大変役に立ちます。
筆者は留学する直前の学期に、日本の大学で宗教学を履修していたため、とても助かりました。
もちろん、全く知識がなくても、先生が解説してくれるので、辞書なんかを使えば授業にはついていくことができますよ。
★成績評価方法
筆者の履修時は、出席15%+最終レポート85%でした。
レポートは、たぶん日本人や台湾人学生は結構苦手とするタイプの問題で、自分の意見をかけ、というもの。
日本の大学のレポートのように、データを集めて集めて、知識を体系的に書いていく…というレポートではアウトです。
筆者もなかなかに苦戦しました(笑)←日本人なので(笑)
★オプション
授業そのものは前期で終了ですが、長期休みには教授がスタディーツアーを企画してくださることもあるようです。
筆者が履修していた時は、カンボジアスタディーツアーを行うとのことで、もれなく筆者も参加しました。
カンボジアスタディーツアーについては、この記事で書いています(^^)/
※ちなみに費用は完全自腹
そこそこお値段は張りますが、教授が企画しているだけあって、普段の旅行ではなかなか行けないような遺跡までめぐることができます。
筆者が参加したカンボジアツアーでは、カンボジア有する2つの世界遺産の両方と、それに加えてまだ未登録の遺跡もたくさん見ることができました。
なかには、電気もトイレもない村に走る、整備されきっていないがたがたの道路(ゆえに赤土が舞いまくる)を片道4時間走って、寺院を観に行く…なんてことも。
本当に考古学か歴史が好き、かつ体力に自信のある人向けのツアーだと思います。
★おまけ情報
筆者は、1回だけ私用で授業を欠席しましたが、それ以外はすべて出席しました。
しかし、なんだか微妙なレポート(引用が10%しかできないレポートって、慣れてなくて日本人にはとっても書きにくい…)を提出してしまったためか、成績はB(上にはB+、A、A+がある)。
レポート評価はかなりシビアみたいですね。
一緒に履修していた日本人もBだったといっていました。
あまりいい成績は獲得できませんでしたが、授業自体は非常に面白かったので、考古学や東南アジアに興味がある人にはぜひおすすめしたい授業です!
以上「授業レポート~東南アジア考古学」でした!
最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)/