旅行に行けない期間が長すぎて、時差を忘れつつある今日この頃…
旅行の計画どころか見通しも立たないのですが、ふと思い立って時差についてかきとめようと思いました。
はじめに
昨年、とある試験でタイトルのとおりの問題を出され、見事に誤答しました(厳密にいうと、試験だったので答え合わせはできていないのですが、落としてはいけない問題を落とした感覚がありました)。
海外旅行そこそこいっていたし、アジアの時差なら絶対間違えないと思っていたんですが…ということで、その辺の知識を整理したいと思います。
日本と台湾の時差
いわずもがな、-1時間です。お互いサマータイムがないため、時差は1年中変わりません。
日本は統計135度の経線が通っている兵庫県明石市が基準(JSTM)となっています。
ただ、これ以外にも同経線が通っている自治体はいくつかあります。
なぜ兵庫県明石市がJSTMなのかは、今回は本題ではないので触れませんが、以下の記事が詳しいです。
「子午線のまち」といえばなぜ明石市なのか|NIKKEI STYLE
ちなみに、台湾は、桃園市にある国家時間與頻率標準実験室で時間を管理しているようです。
さらに、おそらく試験に出ない余談ですが、日本統治時代の台湾標準時刻は、1937年10月1日からJSTMに統一されたそうです(それまでは時差が-1時間あった)。なお、日本統治時代が終了した1945年9月に、時差-1時間に戻り、今に至ります。
(参考)顏杏如「『帝国の時間』と植民地台湾―天長節と紀元節を例として―」
http://www.jats.gr.jp/journal/pdf/gakkaiho013_04.pdf
日本から時差-1時間の国たち
台湾以外にも時差が-1時間の国があります。主に以下。
- 中国
- 香港
- マカオ
- シンガポール
- フィリピン(マニラ時間)
- ブルネイ
- マレーシア(クアラルンプール時間)
- モンゴル(ウランバートル時間)
- ロシア(イルクーツク時間)
※ロシア第7標準時
※サマータイムあり
個人的には、東南アジアの中に時差1時間と2時間の国が混在していて暗記が難航しました。
ちなみに時差-2時間の東南アジアの国は以下のとおり。
参考
おわりに
東南アジアの入り組んだ時差を覚えられるかがカギだと思いました。
そんなこんなでついだらだら書いちゃいましたが、今回はこの辺で。