※この記事は2016年2月の投稿を移行したものです
授業紹介@台大第二弾!
今回は、ガッツリ留学生向け科目(笑)を紹介します(^^)/
科目名はExploring Taiwan : natural environment and resources
筆者の履修時は毎週水曜日の午後、2コマ(2時間)にわたって開講されていました。
単位は2単位です。
使用言語は英語です。
正規生(交換留学生ではなく、台湾大学に入学している外国人学生)にとっても必修科目らしく、そのおかげか履修登録の倍率が異常に高かったです。
筆者は事前登録をしていなかったので、オリエンテーションでの抽選に参加しましたが、倍率は3倍でした(高い!)
★授業の流れ
台湾の自然について勉強していき、期末には授業も踏まえたプレゼンテーションとレポートが課されます。
それに加えて、最終日は筆記試験がある、という、本当に盛りだくさんな授業です(笑)
ちなみに、ここで行うプレゼンテーションとレポートは、すべてグループワークなので、友達ができることまちがいなし!
逆に最初の方から授業をさぼると、グループに入れなくて孤立しちゃうらしいです(笑)
グループは3か国以上の学生からなる6~7人グループで、筆者のグループは、台湾人1、ドイツ人1、デンマーク人1、パナマ人2、日本人2、という構成でした。
みんな英語ペラペラ(当然)…筆者はへこむことたびたびでしたが、なんとかがんばりました、はい(笑)
★授業内容
オムニバス形式の授業で、毎回違う専門家(みんな台大の教授)が熱くいろいろなことを語ってくれます。
筆者の記憶の限りでは、取り上げたテーマは
台風(通称:台風ハンター(自称)の教授が、台風調査と台風が台湾にもたらす影響を講義)
お茶(台湾のお茶の生産とお茶文化についての講義。お茶を飲むことができます)
植物(台湾の様々な土地における植物についての講義。実際に植物園にもいきます)
人間(台湾の民族や人口についての講義)
魚(淡水魚、深海魚などなど)
鳥(台湾の鳥についての講義。課題としてバードウォッチングをしないといけません)
蛇(蛇大好きな教授が本当に蛇を連れてきます。蛇も触れます←触りました)
海産物(台湾の海産物についての講義。漁業についても学びます)
こんな感じでした。
個人的に最も印象に残ったのは《蛇》の授業ですね(笑)
なんで最前列ど真ん中に着席した日に限って、蛇が教卓の上にいるのか…(笑)
ちなみに蛇はなまあたたかくて、ふにふにしていますよ~
ほかにも、台北市内にある博物館・植物園、大学内にある温室・植物標本館に行く、といったフィールドトリップ系の授業も行われます(現地集合)。
★成績評価方法
出席(授業の感想レポート、遅刻するとレポート用紙の色が変わり、減点される)
中間プレゼンテーション(グループで扱うテーマ決定)
最終レポート(グループで提出)
最終プレゼンテーション(プレゼン8分+質疑応答2分)
期末試験(選択式問題+エッセイ数問)
このすべてを加味して成績が出されます(割合は忘れました)。
筆者は、グループメンバーの優しさ(英語めっちゃできる…というわけでもない筆者もメンバーとして認めてくれる)のおかげでB+を獲得しました。
Aにならなかったのは…筆記試験の成績でしょうか…
エッセイも、自分の国の環境問題なんかを英語で書かないといけないので、それなりの知識が必要です。
※ちなみに筆者は日本の外来種問題について書きました
また、プレゼンテーションのためにグループでミーティングをしたり、必要に応じて博物館に行ったりもします。
私たちのグループは浄水場を訪問しました。
★授業の感想
この授業の最大の良さは、なんといっても友達ができること!
グループメンバーと仲良くなれば、ちょっと大変なレポートとかもがんばれます。
筆者の英会話はそこそこだったのですが、プレゼン資料を作ったり、メール提出とかを積極的にやったりして、自分のできる部分は最大限コミットするようにしていました。
また、他のグループ(日本人の友人が所属しているほかのグループ)とも、どういうわけか仲良くなり、いろいろご飯に行ったりする機会が増えました。
自然環境系の語彙力がないと、正直ついていくのが大変な授業ではありますが、それを背負ってでも履修する価値のある授業だと思います!
それでは、今回の授業紹介は以上です!
最後まで読んでくださりありがとうございました~再見!