今年の3月ごろから、日本のスーパーで台湾パイナップルを見かける機会が増えました。
発端は2月末、中国が台湾からのパイナップル輸入を禁止したことにより、行き場を失いかけたパイナップルが日本にやってきた、というものです。
台湾パイナップルの騒動が起こる前、台湾パイナップルの9割以上は中国に輸出されていました(日本は順位で言えば2位ですが、2020年のシェアはかなり小さい)。
そのため、中国へ輸出ができなくなると海外向け需要が大きく減少することになります。
※台湾の貿易データは、政府サイトから無料でDLできます。
中国向けの輸出が困難になったあと、台湾内で国内消費喚起がおこりました。
個人的には副総統のインスタでのPR(モルカー)が面白かったです。
台湾パイナップは日本へ
その後、パイナップルは日本へも輸出されるようになりました。
筆者の自宅近くのスーパーでも、ときどき台湾産パインが入荷されています。
日本向け輸出が増加した結果、台湾の日本向けパイナップル輸出量は過去最高を更新したのだとか…。
台湾産パイナップルを応援してくださる日本の皆さん、ありがとうございます!台湾にいらしたら必ずと言っていいほどパイナップルケーキを購入されるでしょうが、台湾産パイナップルはフルーツとしてそのまま食べるのも最高なんですよ!ぜひ食べてみてください! pic.twitter.com/L2WUnIOaUB
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) 2021年3月3日
本日までに、日本より5,000トンを超えるパイナップルの注文をいただきました。これは過去最高の量です。台湾のパイナップルはとてもおいしいので、きっと日本の皆様に喜んでいただけると思います。皆様が総統府に見学に来られた際には、私がパイナップルケーキをご馳走させていただきます。 pic.twitter.com/30MuEsT14L
— 賴清德Lai Ching-te (@ChingteLai) 2021年3月3日
輸出統計をみると、たしかに増えています。
台湾パイナップルを購入してみた
実際に台湾パイナップルを購入してみました。
パイナップルカットは生まれてこのかたやったことがなかったのですが、パイナップルについていた説明書きを読んだところ、そこまで難しくない(し、痛くもない)ということで、簡単にカットすることができました。
ちなみに、カット方法は
- パイナップルの両端(ヘタと底?)を切り落とす
- 残った部位を4等分する(ものによっては6等分でもよい)
- 食べやすい大きさに切り込みを入れる
という方法です。それをやった後の状態が以下↓。
芯まで柔らかく、甘いので美味しく食べることができました。
お値段はものによって違うようで、300~600円くらいの価格帯を見かけることが多かったです。
冷凍保存もできるので、また見かけたらぜひ買って食べたいと思います。
台湾パイナップルは甘くておいしいですし、カットもそこまで難しくないので、ご興味ある方はぜひスーパーなどで見かけたら買ってみてください~。
芯まで食べられる、台湾産はちみつパイン🍯🍍
— まめはな🍍 (@dou4hua1) 2021年4月24日
味が美味しいことに加えて、カットがしやすい。芯まで食べられるパインしか捌いたことがないので比較対象がありませんが…笑 pic.twitter.com/fjmi1TMLc2