まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】澎湖の南方四島国家公園&七美嶼ツアー

澎湖南方にある島巡りツアーに参加した。

今回のツアーは、南方四島国家公園と、七美嶼をめぐるもの。七美嶼は過去に一度行ったことがあったけれど、南方四島国家公園は初。南方四島国家公園は、東吉嶼、西吉嶼、東嶼坪嶼、西嶼坪嶼の4つの島からなる。

澎湖南方四島國家公園

ツアーはKKdayで予約。日本語はなく、基本中国語での解説になる。

https://www.kkday.com/zh-tw/product/23914-2023-penghu-fireworks-festival-4-southern-island-hopping-day-tour-by-motorcycle-bus-taiwan

前日に「船酔い防止のため、前日は早く寝ること。当日は酔い止めを乗船1時間〜30分前に飲むこと。酔い止めは馬公の〇〇薬局で購入可。乗船中にスマホを見過ぎないこと」など、船酔い防止リマインドをしてくださるツアーだった。

ツアー当日

当日は8時前に港に行き、手続きを済ませて酔い止めを飲んだのち、ガイドさんから旅程の説明を受けて出航。

まずは一番遠い東吉嶼(乗船時間50分)に行き、そこから南方の島を見て、お昼頃に七美嶼に到着、午後は七美ツアーというスケジュール。なお、南方四島のうち、今回上陸したのは東吉嶼のみで、他は船から観光名所を眺めるものだった。

東吉嶼は、馬公からかなり遠いにも関わらず、日本統治時代の軍の跡地や灯台が残る島だった。風が強いため、高地に木はなく、草原が広がる。また、戦後、高雄を出発した飛行機がこの島に墜落した事故があったようで、その残骸も見ることができた。

東吉嶼に上陸

東吉嶼からみた海

東吉嶼灯台

東吉嶼付近と西吉嶼には、青色の洞窟があり、この日はミルクブルーと青緑の水面を見ることができた。すごく綺麗だった!

青色の洞窟(東吉嶼付近)

青色の洞窟(西吉嶼)

 

七美では、昼食をとった後、バイクで島を回った。

元々バスツアーを申し込んでいたのだが、バスのナンバーを聞きそびれてガイドさんに聞きに行ったら「キミがこのツアー唯一の日本人か!バスもいいけど、暑さ平気なら俺のバイクの後ろ乗ってくかい?バスよりバイクの方が巡るスポット多いからさ!」と提案いただき、お言葉に甘えて、バイクの後ろに乗っけてもらうことに。

※今回のツアーは七美だけ、バスまたはバイク観光を選べるものだった。

七美の灯台も、日本統治時代に作られたものの一つ。そして、このすぐ近くに七美人塚という場所があり、ここをお参りすると、なぜこの島が「七美」という名前になったのか知ることができる。日本もネガティブに関わっているので、七美嶼まできたら謹んでお参りしたい場所。

七美嶼灯台

美人塚

 

その後、海岸の不思議な形の岩をみつつ、南嶼城、リトル台湾、雙心石滬などを見てまわった。このうち、南嶼城は、道の狭さも相待って、バスツアーでは行けない場所だったよう。

雙心石滬

今回のガイドさんは、バイクに乗っけてくださるわ、写真の撮り方教えてくださるわ、とてもいい方でした。見た目は、めっちゃ日に焼けたいかりや長介さんみたいだった。最後に、わざわざ日本から来てくれたから、これあげるよ、と記念コインまでいただいてしまいました。ありがたい。
澎湖の歴史を知り、日本統治時代の名残も見ることができて、自分の中の澎湖の解像度が高まった旅行になった。船酔いもせず、景色を思いっきり満喫できたのも良かった。
…が、油断して思いっきり日焼けをしてしまい、この日から1週間、熱めのシャワーが浴びられないほど皮膚が真っ赤になってしまった。アロエベラ塗りたくって、このブログの時点ではもう痛みは無いが、日焼けを見てこのツアーの思い出に浸ることが少なくともあと半年くらいできそう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。