先日、台湾の離島である澎湖へ旅行に行った。
澎湖は、大小さまざまな90ほどの島からなり、地図で見るとわかる通り海岸線はかなり複雑。島を縦横断するとなると、良い交通ルートを考えて効率的な移動をする必要がある。
私はバイクを運転しない(日本の免許はあるがペーパードライバーである)ため、観光にバスを使うことにした。利用したのは、毎度おなじみ台湾好行バス。
澎湖の場合は3つのルートがあり、どれも朝8:30ごろから始まり、午後3時前後に終了する。他地域の台湾好行バスツアーにくらべると解散時時刻がっ比較的早めだが、ガイドさんに聞いたところ、ツアーに参加してから飛行機に乗る観光客が割と多いことから、フライトに合わせたデザインにしているとのこと。
今回は、前回の澎湖滞在で行かなかった、南部のエリアをバスで観光した。
内容は半日300元のガイド付きツアー(中文のみ)。
南部は、北部に比べると見どころが少ない(ガイドさん談)そうだが、逆に珊瑚の保護区が多く、海はとても綺麗。陸の観光ではなく、海の観光なら南部は見どころが多いのであろう。
ツアーの内容
今回はツアーの中で、珊瑚をはじめとする海洋生物の養殖をおこなっている施設(澎湖縣水產種苗繁殖場)を訪問した。このあと海に植える珊瑚の苗を準備するもので、セメントの土台に、苗をくっつけて、粘土で固定するというもの。なかなかない体験だったので、面白かった。
この施設のすぐ近くにある海は澄んでいて、青緑のポンフーブルーが美しかった。
その他に見た場所は以下のとおり。
感想
これまで、花蓮、金門、馬祖などでこの台湾好行ツアーに参加して、いつも割と空いているなと思っていたのだが、今回の澎湖は連休だったことと、旅のベストシーズンだったのことがあり、満席。
一応、ツアーは空き席があれば当日参加もできるシステムだが、この日はそれができず「えー!満席なの!」と当日券狙いだったお客さんが驚いていた様子(最終的に別のツアーに参加されたらしい)。
それと、もう一つ驚いたのは、過去に花蓮のバスツアーで一緒になった、台中出身の台湾人の方と、このツアーで偶然再開したこと。
バス停に行ったら「あなた、もしかしてあの時の…?」と声をかけられ、図らずもまた二人で写真を撮りあったり、ご飯を食べたりしたのでした。
仕事で、台湾の日本人社会は密だと思うことはあれど、台湾人も含めて「世間せまいな」と思ったのは今回が初めてだった笑