まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【宿】花蓮のバックパッカーホステル、KID花蓮背包客桟

先日、ひとりで花蓮に旅行した時に滞在したホステルが居心地がよかったので、メモも兼ねて内容をまとめたい。ちなみに「良かった」というのは、低価格なバックパッカーホステルのなかで良かったという意味なので、プライベート重視、ひろい部屋重視の方には、このメモは何ら参考にならないと思う。

KID花蓮背包客桟

今回滞在したのは、KID花蓮背包客桟というホステルである。Booking.comやアゴダなどの主要サイトで予約が可能である。男女混合の部屋だけでなく、女性専用の部屋もあるので、一人旅の女性にもおすすめできる宿である。

KIDが目印

1泊500元前後、日本円に換算すると、円高の今でも1泊2500円ほどで宿泊できる(飯なし、タオルなし)。もちろん、旅行シーズンは価格が上がることもあれば、売り切れることもある。実際、清明節に花蓮にでかけたとき、この宿はすでに満室になっていた。

www.airbnb.com.tw

各種予約サイトをみれば、部屋の種類やサービスは書いてあるので、全てには言及しないが、個人的に一番感動したのはシャワールーム。結構清潔感があり数も多い(ただし床はぬれているのと脱衣スペースはない(ラックはある)ため、足はある程度濡れることだけ覚悟する必要あり)。

正直、台湾て、バックパッカーズホステルでない、シングルルームだけど浴室はいまいち(なんかダサいデザインで古臭い)なことが多々あると思っているのだが、ここは綺麗だった。

ロケーション

花蓮に泊まるなら、①花蓮駅の近くか、②東大門夜市などがある市街地のいずれかに泊まる人が多いと思う。①と②は結構距離があり、バスやレンタルサイクルを使えれば10~20分で行けるが、歩くと40分もかかる。

このホステルは①花蓮駅の近くにあり、徒歩2分ほどの地点にバス停もある(ここを通過するバスは、大抵花蓮駅向かいのバスターミナルまでいくので、交通は便利だ。夜市にもいける)。

ちなみに、このバスターミナルからは、先日のブログで紹介した台湾好行のツアーバスが発着するので、もしこのバスを使うのであればかなり便利な立地であるといえる。

dou4hua1.hatenablog.com

駅だけでなく、ちかくにカフェや朝ごはんやさんがいくつかあるので、ご飯さん探しにも困らないロケーションである。

雰囲気

アウトドア系な内装。実は、自分は台湾イ来る直前までアウトドアにはまっていたので、こういうテイストが好み。ホステル(しかも屋内)にいるのにアウトドア気分が味わえるのは贅沢だ。ちなみに服やグッズを買うことも可能である。

アウトドアグッズ

リビング(寝室は飲食禁止なので、ここで食事をする)

客室が飲食禁止なため、なにかを食べる場合はすべてリビングで済ませる。椅子の数が多いので、一人でも使いやすい。ちなみに、写真はないが、給水機、冷蔵庫、キッチン、ゴミ箱(要分別)などもこのスペースにある。

また、リビングの奥にはお手洗い、シャワールームがあり、そこに洗濯機もおかれている。シャワールームには、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔料がおかれていた。コンディショナーと洗顔料があるホステルはレアなので、クオリティ高いと感じた(ただし、タオルは有料または持参)。

まさかの日本語

夜のリビング

とにかくおしゃれなリビング

客室

電気と空調は部屋ごとの調整

各ベッドにはカーテンがあるので、プライベートも確保できる(ただし音は漏れる)

カードキー式のロッカー

客室は2階にある。大きいスーツケースを運ぶのはちょっと大変かも

なお、客室にはカードキーを使って入室する。このカードキーが玄関のキーも兼ねていた。

はがきが出せる

なんと、このホステルでは台湾内外にはがきを出すことができる。台湾では、通常、切手を郵便局で購入しなければならないのだが、ここではお金を払えば、自分の代わりにホステル側がこの手続きを行ってくれるのだ。

dou4hua1.hatenablog.com

やり方は簡単で、リビングにあるはがきを購入して、メッセージを書き終えた後に指定の箱にはがきを入れるだけだ。このとき、はがき+郵送の代金を箱のわきにある貯金箱に入れる(これで支払いが完了だ)。

はがきをいれる箱

はがき

日本へはがきを送る場合は、はがき+送料あわせて30元/枚が必要だ。今回は2枚送りたかったので、60元を貯金箱にいれた。なお、メッセージを書くときに使うペンもリビングにおいてあるので、それを使うことができる。

感想

今回、KID花蓮背包客桟に2泊したが、落ち着いて過ごしやすいリビングと、プライベートが保たれる寝室でゆっくりできた。鍵付きロッカーもあるので、盗難の心配も少なく、快適に過ごせた。

ロケーションとしては、夜市などの海側からは遠いものの、バスやレンタルサイクルを使うと簡単にいけるので問題ない。とはいえ、バスの頻度は台北ほどではないので、時刻表はよくよく確認する必要がある。他方、台湾好行のような花蓮駅まわりを拠点とした旅をする場合にはとても便利だと思う。

花蓮できれいな安宿にとまりたい、という人は、ぜひ予約を検討してみてほしい。

おまけ

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最後までお読みいただきありがとうございました。