先日、花蓮にでかけた。
花蓮は、台北や台中、高雄と異なり、地下鉄がない。Youbikeもみかけないので、観光客にとっての主要な交通手段は、バスになる。免許があればバイクがいいかもしれないが、生憎自分は国際免許を持っていないし、そもそも日本と反対の車線を走るカルチャーに飛び込む勇気もない(国際免許の申請すらしていない)。
他方、花蓮は南北に長く、観光地間の距離がそこそこある(車で片道30分とか)。
そんな状況でいかに効率的に観光をするにはどうすればよいのか。いろいろ調べたところ、なんと観光署が管轄する、台湾好行のバスツアーがあることを知った。これはありがたいと思い、今回利用してみたので、その所感を綴る。
観光ルート
花蓮のバスのうち、観光ツアーを行っているのは縦谷花蓮線というものだ。観光ルートは3種類あるが、そのうち2つはほぼ同じルートを走る。これは、一部、月曜日に休館の施設があるためだ。
303B:火~日曜日に運行。
303C:月曜日のみ運行。ルートはほぼ303Bと同じで、慶修院ではなく松園別館に行く点のみ異なる。
303D:毎日運行。
(出所)台湾好行 https://www.dihoway.com/tw/line01.php
チケットの購入と留意点
チケットは、事前にウェブサイトで購入または、当日にバス乗り場で購入が可能だ。
チケット予約システム:縱谷花蓮線訂位系統
今回は当日購入をしたが、可能であれば事前にウェブサイトで予約した方がいい(前日の正午まで予約可能だが、売り切れていた場合はその限りではない)。
というのも、このバスは立ち乗りができないタイプなので、座席数に限りがあり、慢性になっていた場合、当日券が購入できない可能性が高いからである。
実際、私が朝9時半に当日券を買いに行ったところ、すでに満席で、翌日のチケットを購入せざるを得なかった(そして、私と同じく、満席と告げられ落ち込む台湾人旅旅行客もちらほら見られた)。
なお、当日購入できた場合、支払い方法は現金のみであった。
303C
月曜日限定運行のツアー。チケットは、当日の朝8時すぎに電話をかけて空きがあるか確認し、仮予約をしたのち、当日購入した。たぶん、この電話をしていなかったらチケットは買えなかったと思う。9時半過ぎにバスターミナルへいき、チケットを購入して、乗車、10時に出発した。
なお、昼食は鯉魚潭風景遊憩区で各自とるシステム。つぎのバス移動があるので、お手洗いもすませておくと◎
なお、月曜日だったこともあり、ツアーはほぼ予定通り、17時半前に終了した。
303D
こちらは、303Bの当日券を買おうと思ったが売り切れだったさい、303Dなら空きがあるよ!と係員さんが教えてくれたので購入できた。ありがたい。出発は12:30。回る観光地は3か所で移動時間がかなり長いので、心配な人は酔い止めを持参すると良い。
もう一点、特に女性は必ずポケットティッシュを持っていくことをお勧めする。というのも、このツアーは観光地と観光地の間の移動時間が長く、各降車地点でお手洗いに行くことを薦められる(し、そうした方がいい)のだが、ときどきトイレットペーパーがない場合がある。今回、林田山林業園区のお手伝だけは紙がなかったので、すくなくとも、1か所はそういう場所があることは念頭に置いた方がいいと思う。
感想
いずれの観光地も、花蓮バスターミナル発着なので、観光客にとっては非常に利用しやすいと思う(ただし、座席に余裕はないので、大きい荷物は駅か宿に預けたほうがいい)。
夜市が遠い(徒歩で行ったら40分かかった)ので、その点はバスの時間を確認ないしは潔くタクシーを使うといいだろう。
花蓮は面積が広く、運転免許なしの一人旅はしにくいと感じていたが、こんかいバスツアーに参加して、いろいろな場所をめぐることができた。とても楽しかったし、効率よく各所を見て回れるので、ぜひ花蓮に行く場合は検討してみてほしい。
おまけ
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