スーパーにいったら、黒松沙士のカクテルを見つけた。
2種類販売されていて、おもしろそうだったので、どちらも買って飲み比べをした。その感想を綴りたい。その前に、まず黒松沙士を理解しておくと味の説明が楽なので、そこから始めることにする。
黒松沙士とは
黒松沙士といったら、おそらく台湾好きの方で知らない方はいらっしゃらないであろう炭酸飲料が有名だ。台湾の大手飲料メーカー、黒松公司の看板商品で、台湾のコーラといわれたりする。サルサパリラという植物を使っており、その味は好き嫌いが分かれる...。
初めて飲んだのは台湾留学の時。ドクターペッパーみたいな味がするなと当時の私は感じた。あれから数年たち、社会人になって日本でもう一度飲んだところ、その時は、なんか湿布みたいな味がするなあと思った。湿布を飲んだことはないが、けっこう「湿布のようだ」と形容する人は多いらしく「黒松 湿布」とかで検索するとけっこう飲んだ人の感想が出てくる(笑)
WATと黒松のコラボカクテル
そんな国民的飲料がWATというカクテルメーカーとコラボして販売されたのが、今回のカクテルである。WATは2019年に創設された飲料・カクテルメーカーで、様々なカクテルを販売しており、オンラインのほかスーパーやコンビニなどでもその商品を購入することができる(今回の黒松コラボのカクテルもスーパーで買った)。
今回のコラボカクテルの味は2種類。「百香青青沙士」と「古早味冰冰汽水」という名前で、ざっくり訳すと前者はパッションフルーツウーロン茶サルサパリラ、後者はなつかしひんやりソーダ、という感じだろうか(雑訳すみません)。
味の説明は上のウェブサイトにも書いてあるので、説明は割愛するが(Google翻訳で一発翻訳できるため)、パッと見た印象、前者はフルーツとお茶、後者はソーダがメインの味ということだった。
さっそく飲んでみた。
百香青青沙士
缶の見た目が結構派手なので、味もパンチがあるのかなと構えて飲んだ。色は思ったより薄かった…けど、後半よくまぜたら色が濃くなったので、結構、黒松沙士はいってるかもな、ということが色から伝わる(ちなみに上の写真は色が薄いときのやつ)。
味は、最初飲んだときにパッションフルーツの味がすると思ったら、後味に黒松沙士(というかサルサパリラの味)がかけぬけていった。あの湿布のような、薬草のような後味が残るカクテルだった。黒松沙士が好きな方にはお勧め、苦手な方は覚悟して飲むことをお勧めする味だった。
古早味冰冰汽水
続いてなつかしソーダ味。こちらも黒松沙士は入っているが、色は百香青青沙士よりもおだやか。ただ、こちらも缶の底に黒松沙士がたまっていたのか、最後の方はガッツリ茶色になった。
味は、やさしいソーダ味で、ほんのり黒松沙士の味がするくらい。前者に比べると黒松沙士の存在感は控えめで飲みやすかった。
感想
2種類のカクテルを飲んだが、本物の黒松沙士より、湿布の味は控えめだった。個人的には古早味冰冰汽水の方が飲みやすく感じた。
また、いずれも、缶の底に黒松沙士(色的にそうとしか思えない)が沈殿してしまったようで、後半はドリンクが褐色になった。炭酸が入っているので、缶を開ける前に振ることはお勧めできないが、例えば缶を開けた後にすこし感を揺らして、中の黒松の濃さを均一にして飲んだ方がいいかもしれない。
ちなみに、私のまわりにはお酒も黒松沙士もどっちも好きな人が1人いるので、曽於人が台湾にきたときは、ぜひ百香青青沙士を飲んでもらいたいと思った。
おまけ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
黒松とWATのコラボカクテル🍸
— まめはな (@dou4hua1) 2023年12月21日
カクテルメーカーのWATが、台湾の「黒松沙士」を使ったカクテルを販売してあるので買って飲んでみました。パッションフルーツ烏龍茶サルサパリラ(左)と懐かしソーダ(右)のふたつ。後味に黒松沙士のあの特徴的な味が駆け抜ける、不思議なカクテルでした。 pic.twitter.com/Dfz8WlWxbR