まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】淡水散策

先日、ふらりと日帰りで淡水に出かけた。

今回の目的は、きれいな夕陽を見ること。淡水には一度行ったことがあったが、そのときは曇天で風も強く、夕陽を拝めなかったので、そのリベンジである。

スタートは遅めの12時。MRTにのって淡水駅まで行く。赤色のMRTは淡水まで行くものと、その手前の北投どまりのものがあるので、乗車時は注意されたい。30分強で淡水に到着。

MRTの駅を出て、黄金海岸沿いに散歩をした。この時間は天気がいいので、水面がキラキラしていて綺麗!

お昼を食べずに出発したのでまずは腹ごしらえ。口コミの良い「淡水魚ボール」(Googleマップを日本語にするとこの名前が出てくる)に入店し、お会計をして席で待つ。

注文をしたのは魚ボールと肉まん。肉まんはたれをつけるかと聞かれ、肉まんにつけるたれなんかあるのか!と驚きながら、物は試しでつけてもらった。ピンク色のたれは、すっぱいような、しょっぱいような、不思議な味がした。

魚ボールは、中にお肉が入っていて、この肉汁がまたおいしい...。

ちなみに、阿給(アゲ)という油揚げに春雨を入れてかまぼこでふたをしたような食べ物も食べたかったが、先日ここに来た友人がかなりおなかがいっぱいになったと言っていたので、ここは抑えていったん見送り。

 

お腹が満たされたところで、引き続き海岸を散歩。

倉庫をリノベしたミニ博物館などもあったので、無料の展示を中心に覗いていった。

どうやら、今年は淡水開港から160周年らしく、その歴史を紹介する展示もあった。

英語の資料が多く、港湾関連の歴史においては、英国の関与が大きかったのだなあと感じた。


その後、淡水で(おそらく日本人の間で人気の)朝日夫婦というかき氷屋さんに行った。

テイクアウトは140元で、この日は3種類の味からひとつを選ぶことになっていた。
注文をすると、お手拭きとスプーン、順番待ちのブザーを渡される。

環境保護の観点から、スプーンは最大2つまでの提供となっているようだ。

待つこと数分、出てきたかきごおりは予想の倍くらいの大きさで、1人で食べきれるかなと思ったが、この日の気温の高さと、のどが渇いていたこともあり、何とか食べきることができた。しかし、周りを見た印象、自分以外にこのかき氷を1人で1皿平らげている人は見当たらなかった。

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お腹が満たされ、のども潤ったところで、つぎは紅毛城へ。

ここはスペイン、オランダ、英国、日本、オーストラリアの管理を経て台湾に戻ってきた、歴史に翻弄された場所。どのように翻弄されたか、建物の中に説明があるので、ぜひ足を運んでみてほしい。スペインとイギリスの支配は結構有名な話だと思うが、オーストラリアまでいたとは知らなかった。

その後、真理大学をみて散歩...とおもったらここで(そんなに高さもない)階段を踏み外して転倒。出血はしなかったが、ひざにたんこぶができて痛いので、川辺のカフェで休むことに。この時点で時間が16時だったので、夕陽までカフェで読書をして松のもの悪くないと思ったのだった。

カフェは混雑していたが、偶然テラス席があいていたのでそこでジュースを飲んで読書をした。この調子でいけば夕陽が見られる...と思ったが、だんだん曇ってきてしまい、当初の日没予定時刻ちかくには完全に曇ってしまった。せっかく待ったのに、ザンネン。

というわけで、当初の目的は一切果たせないまま淡水観光は終了...というのも悔しいので、最後に夜景を見て、ついでにお昼に食べ損ねた阿給を食べて帰ることにした。

阿給は割といろいろなお店で食べられるのだが、レビューをみると、お昼ご飯を食べた店が一番評価が高いので、もう一度そこに行くことに。ちなみに、どこのお店でも阿給は1人前45元で売られていた。

あつあつの阿給は中身が麵なこともあり、1個でしっかりお腹いっぱいになった。これ、小食な人や、台湾で食べ歩きをしてそこまで腹ペコでない、という人なら、2人で魚ボールスープ1杯と阿給1個おシェアするくらいでちょうどいいと思う。

その後、少し淡水老街をみて、紅豆餅をたべてMRTへ。

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淡水は台北方面に行く始発なので、座りやすいのがありがたい。そのまま30分強ゆられて台北に戻ったのだった。

ちなみ、このひ、帰宅して腕時計をはずしたところ、うっすーら腕時計や毛をしてしまった。日焼け止めは塗っていたが、やはり台湾の日差しの強さは効くなあと感じた。

 

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