まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】海と山と博物館~八斗子観光~

台北から1時間ほどのところにある、八斗子という場所をご存じだろうか。

電車の行き先に「往八斗子」と書いてあるのを目にしたことがある人は多いかもしれないが、実際に行ったという人は限られると思う。特に、数日間の台湾旅行でここを訪れる人はまずいないだろう。

私もその一人で、留学中は一度も行かなかったし、日本に帰国してから台湾旅行に来ても八斗子に行くことはなかった。

ただ、今回台湾に住んでみて、八斗子に気になる場所をいくつか見つけたので、でかけてみた。今回はその記録をまとめる。

八斗子の場所とアクセス

八斗子は基隆市東南部にある海に面したエリアで、もともとは発電のために開拓されたエリアだったらしい。

八斗子への行き方は複数あり、主に台北から瑞芳を経由/乗り換えていく方法と、基隆からバスでアクセスする方法がある。

今回は、台北から瑞芳を経由するルートで出かけた。瑞芳駅といえば十分に行くとき乗る平溪線はメジャーだが、そちらではなく、深澳線という路線に乗って終点までいく。

今回は乗り換え時間の都合で、猴硐で猫をめでて時間をつぶし、そこから直接八斗子に行った。

八斗子駅はインスタ映えスポット

電車に揺られること合計1時間半ほど、やっと八斗子駅に到着。駅には何もないが、目の前には海が広がっている。海がきれいなので、むしを駅はシンプルでいいのかもしれない。

駅(右)の目の前に海が広がる

この日は台風一過で天気は良く、旅行客は少なく、観光にはちょうどよかった。

海岸を散策

ちょうど引き潮だったので、磯には魚やフナ虫がいた。

八斗子の観光スポット

ここからは、八斗子の観光スポットをいくつか紹介する。

立海洋科技博物館

国立の教育・研究機関で、子供向けの展示から、しっかり学びたい人向けの展示までカバーする博物館。いくつかの建物に分かれていて、いわゆる博物館を楽しみたいのであれば、海科館駅の近くの主題館がおすすめだ。八斗子駅から徒歩で20分ほど、最寄り駅の海科館駅から歩くと5分ほどのところにある。かなり大きい建物なので、見たらすぐわかる。

常設展は、海洋文化、海洋科学、海洋環境、水産技術など、さまざまなテーマに分けて戦時・説明がされていて、どれもおもしろかった。

主題館の入り口にある看板

また、デートを楽しみたいのであれば、少し離れた場所にある、潮境智能海洋館がおすすめだ。ここは博物館というよりも完全に水族館という感じ。生きた魚をみるならこちら。ちなみに、ショーなどはやっていないが、ワークショップが開催されていることがあるようだった。

潮境智能海洋館

なお、国家海洋科技博物館については、詳細は以下の記事にまとめているので、興味があればこちらもぜひ。

dou4hua1.hatenablog.com

潮境公園

潮境智能海洋館の前には、潮境公園があり、海水の侵食でできた地形を観察したり、広場で遊ぶことができる。また、九份を眺めることもできる(驚)

板が重なったような独特な地形

上の写真のような地形の成り立ちを説明している看板

山の中腹に見える、街のような部分が九份らしい。

また、公園の北端には、オウムガイ広場(鸚鵡螺廣場)がある。大きいオウムガイの滑り台が目印だ。近くでは「潮市集」というマーケットも出ていて、食べ物を買うことができた。

オウムガイの滑り台

箒のオブジェがインスタ映えスポットになっていた

101高地

潮境公園からも登れる、101高地は、基隆の街と海を見渡せるスポット。潮境公園側からは、階段をのぼっていくと到着する。汗だくになったので、真昼間よりは午前中や夕方に行く方が、楽かもしれない。

八斗子の港や和平島が見える

基隆嶼

望幽谷

この谷の自然に囲まれると、愁いを忘れられることから、別名「忘憂谷」ともいわれる場所。101高地に行くついでに行くことができる。

凄く景色がよかったけれど、景色を見終えて、戻るときに「またこの階段上るのか」と憂鬱になったのは否めない。

八斗子夜市

週末の夜には夜市もやっている。広場にたくさんのお店が出ているタイプの夜市で、ご飯を食べたり、買い物をしたり、ゲームで遊んだりすることができる。

炒めビーフ

北部で展開しているドリンクスタンドが出店していた(台北にもあるけど)

基隆嶼に船で行くことも可能

八斗子漁港からは、基隆嶼ツアーに参加するための船に乗ることもできる。ツアー自体は、上陸のための手続があるため、事前に申し込む必要がある。

実際にツアーに参加した記録はこちらから!

dou4hua1.hatenablog.com

漁港から島までは最速20分程度で着くようだった

基隆嶼ではハイキングを楽しんだ

おわりに

台北からも日帰りで行ける八斗子では、海辺ならではの景色やアクティビティを楽しめるので、ぜひ興味がある方は訪れてみてほしい。ちなみに、101高地と基隆嶼については、ふらっと気軽に行くというよりも、しっかり歩くつもり&服装で、水分を持参していくことがおすすめだ。

おまけ

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