まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】花蓮旅行 vol.2 太魯閣国家公園

花蓮旅行2日目。この日は念願の太魯閣国家公園に行きました。

1日目の日記はこちら。

dou4hua1.hatenablog.com

今回は、KKdayさんで事前にツアーを予約し、他の観光客と一緒にバスで太魯閣をめぐりました。

申込の際に必要情報などを入力したところ、今回は、すでに花蓮市内に宿泊をしている状態だったので、それならば滞在先近くでピックアップしますとのこと。滞在先から観光バスに乗り込み、そのまま観光をして、最後は花蓮駅でおろしてもらいました。

以下は、観光の記録です。

太魯閣牌樓

花蓮市内でツアー参加者をピックアップした後は、太魯閣の入り口ともいえるこの門へ。ここは10分ちょい散策してすぐに通過してしまいました。

が、ここから絶景のオンパレード。

砂卡礑(サカタン)步道

バスは数分で次の目的地へ。ハイキングロードともいえる砂卡礑步道を歩きました。片道4キロのコースですが、今回は散策時間が40分しかなく、しかも景色に見とれて写真を撮りまくっていたらコースの1/4程度までしかみることができませんでした。

歩道の出入り口

水は青いし、岩はすごいし、台湾にこんなところがあったんだと、本当に驚かされました。

この水の色に感動しました

燕子口遊歩道

その後、太魯閣といったらここ、と言ってもいいくらい有名な燕子口へ。本当にツバメが頭上を飛んでいました。

断崖に圧倒されました

天祥で休憩

12時に50分間のお昼休憩。今回は食事なしプランだったので、その辺のお店でご飯を食べました。昨日、夜市で食べた竹筒飯がおいしかったのでここでも注文。それから、原住民式の塩味の肉と、スープも頼みました。1人当たり240元になりました。食事ありツアーを申し込んだ場合とそんなに変わらない金額だったかもしれませんが、食べたいものを食べられたので満足です。

飲食店やセブンイレブンがありました

竹筒飯

雑穀

もっちもちの白米

後で知りましたが、竹筒飯は多くの原住民の食文化に見られますが、太魯閣族ももちろん食べているとのこと。新鮮な竹を使うので、ほんのり丈の風味があるのが特徴のようです。

(参考)

臺灣原住民數位博物館-太魯閣族-物質文化

太魯閣族傳統美食–原味竹筒飯

塩みの効いた豚肉

スープはたんぱくな味付けで、肉との相性ばっちりでした

九曲洞

昼休憩後は、太魯閣で一番狭い場所といわれる九曲洞へ。たくさんのトンネルがあり、いったいどうやって工事をしたのか、と気になりました。その疑問に答えるように、工事前後の写真やエピソードなどが紹介されたコーナーもあり、本当に大変な工事だったんだなあと思いました。

長春

そのあとは、祠を見に行きました。この太魯閣の整備にあたり、200人以上が殉職されているそうで、その方々を祀っている場所にあたります。彼らのことを忘れるな、と壁に記載されたエリアがあり、こうして観光できるのも、先人の方々いらっしゃってこそなのだと実感しました。

清水斷崖

その後、台湾十景の清水断崖へ。すごく眺めがよく、太平洋を一望できます。浜には降りられませんが、海と断崖が両立している景色ってなかなか見ないので、圧倒されました。写真に凄さが収まりきらない。

七星潭ビーチ

清水断崖から40分ほどで花蓮に戻り、ビーチに行きました。波がかなり高いので、遊泳には向かなそうですが、開放感に浸ることができました。

そんなこんなでツアー終了。朝8時半ごろにピックアップしてもらい、解散したのは17時ごろだったので、トータル8時間半のツアーでした。各所をじっくり見る時間は正直ありませんが、とにかくサクサク、なるべくたくさんの見どころを見たい、という人にはお勧めだと思います。

ツアー情報

今回申し込んだツアーはこちらです。

太魯閣(タロコ)・清水断崖 日帰りツアー|花蓮市內送迎付き

食事なしプランは850元/人で申込できます。ガイドさんはいらっしゃらず、運転手さんがガイドとロジも兼ねている感じでした。案内は全て中文で、故に観光名所の説明は聞き取れないところもかなり多かったのですが、集合時間(または散策時間)だけはちゃんと聞き取れたので、観光に支障はありませんでした。

もし中文の聞き取りがそこそこ可能であれば、海外旅行客でも申し込み可能かと思います!太魯閣観光の際にはぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。