※この記事は2017年1月の投稿を移行したものです
島国の日本に住んでいると
海外旅行=飛行機
という思考になりがちですが、空路に限らず、陸路で国境を超えることができる国もあります。
そんなわけで、今回は筆者が留学中にやってみた
ラオス→タイ陸路国境越えの方法を書いていきたいと思います。
ちなみに、この記事、以前執筆したこの記事(現地更新)を整理したものです。
そもそもラオスってどこ?
ラオスは東南アジアの中でも北の方にある国で、中国・ベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマーと接しています。
内陸なので海はありません。
首都はビエンチャンです。
なぜか上のマップにでてこなかったので、拡大して場所を主張しておきます。
かなりタイとの国境に近い…というか、国境に接しています。
ラオスはCLMV countiesのひとつと呼ばれており、東南アジアの中でも開発の遅れている後発ASEANのひとつです。
しかし、伝統的な仏教国として、世界遺産も含めた多くの寺院がある、とても魅力的な国です。
ラオスの基本情報はこちら↓↓↓
ラオスの観光スポットについては、この記事でも書いています↓↓↓
ラオスの必笑観光スポット「ブッダパーク」特集|TapTrip
ラオス→タイ国境越えの情報は?
実は、ラオス→タイの国境越えには複数の方法があります。
筆者も国境越えに挑戦する前に、ガイドブックやブログなどを読んでみたのですが
正直ラオス→タイへの国境越えは情報が少ないです。
タイ側からだとオンラインチケット予約ができても、ラオス側からだと予約できない(英語のサイトがない?)こともありました。
そのため、地球の歩き方や個人のブログを参考にトライすることをお勧めします。
なぜ陸路?
端的に言うと、安かったからです。
空路も安いのですが(下の写真を見てください、やっすいです)
陸路はなんと片道300円(国境越えのみ)で行けちゃいます(2016年の為替レートですが)。
国境越えにバンコク行きの寝台列車を加えても、片道2500円弱くらいです(後述)。
飛行機の方が断然早いのですが、せっかくだったら寝台列車に乗ってみようかなと思い、陸路をチョイスしました。
国境越えの方法
今回挑戦したのは
ラオス出国(ビエンチャン市街)→バスで国境越え(友好橋)→タイ入国(ノンカーイ)→寝台列車でバンコク
というルートです。
この友好橋を超えるルートは、国境越えでもよく使われるルートらしく、イミグレーションにはバックパッカーも現地の方も含めてたくさんの人がいました。
まずはバスのチケットを購入
ビエンチャン市街に、タラートサオバスターミナルというバス停があります。
観光スポットの一つのパトゥーサイやショッピングモールが近くにあります。
ここでまずは国境越えのためのバスチケットを買います。
チケット売り場には窓口が3つあるのですが、その中の
ビエンチャン - ノンカーイの売り場に行ってくださいね。
窓口にはこんな時刻表(英語つき)が貼られています。
ちなみに今回は15:30のバスに乗ることにしました。
チケットは12時から購入可能と言われたので(最初に買いに行ったのは10時くらい)、2時間博物館とか見て時間をつぶしていました。
チケット↓↓↓
チケットの値段は15000キープ(日本円で300円弱)です。
ただし、この日は休日だったのでサービス料ということで追加で2500キープとられました(笑)
また、購入の際にはパスポートの提示(代表者のみでOK)が必要です。
これでビエンチャンから国境を越えてタイのノーンカーイという街まで行くことができます。
バスに乗って出国手続きを行うイミグレーションへ
バスには出発の30分前から乗ることができます。
バスには行き先が書かれているので、確認をしてくださいね。
荷物が多めの場合は早めにバスの荷物入れに並んでおく方がベターです。
荷物入れに入りきらないと、座席を2人分購入して車内に荷物持ち込み、ということもあるらしいです(聞いた話ですけど)。
また、余談ですが、ラオスの通貨(キープ)は、タイでもわりとでかめの銀行でしか両替ができないので、バスが出るまでに、ラオスの通貨は使い切ってしまった方がいいと思います。
そしてバスの中はちょっと砂っぽい。
バスは45分ほどかけてイミグレーションまで向かいます。
このとき、運転手さんがめっちゃ携帯いじってて、なんつー緩い国じゃ、と思いました(笑)
出国手続きを行う
そんなゆるいバスに揺られること1時間弱で、イミグレーションに到着します。
大きい荷物は置いたまま、出国手続きをしにいったんバスを降ります。
ここでは、まず、入国の際にもらった入出国カードの記入をします。
※なくしても新しいカードをもらえます
そして、カードを記入しながら出国審査の列に並びます。
出国審査はいたってふつう。
この審査が終わると、すぐ先に別の列があるのでそれに並びます。
ここで、手数料か何かで20バーツ取られるので、タイバーツをお忘れなく!
ちなみに、私はバーツを持っていなかったので、友人に借りました(感謝)。
20バーツを支払うと、何やら切符がもらえるので、それを使って改札的なものを通過します。
これで出国審査はおわりです!
再びバスに乗り込み、国境越えをします。
国境のメコン川をわたる
メコン川には友好橋という橋があり、それをわたってタイに入国します。
タイに入国したら
入国後は、タイで入国審査を行います。
これは、空港でやるものとほぼ同じで、入出国カードを記入します。
タイ側はノーンカーイという街でこの手続きを行うので、ここで観光するもよし、はたまたここから寝台列車でバンコクに行くのもよし◎です。
ちなみに、ノーンカーイ→バンコクの寝台列車については、別の記事でまた書きたいと思います!
それでは、今回の記事はこの辺で!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!