今回は
台湾の入国審査を快速通過する方法
について書いていきます。
台湾好きで年に何度も台湾に行っちゃう!
という台湾リピーターさんは必見なのではと思います。
台湾リピーターは「常客証」を申請できる
常客証…めっちゃ台湾通っぽい響き(笑)
常客証とは、快速査験通関サービス受けられる証明のことです。
平たく言うと、空港の入国審査をスピーディーにできちゃうってサービスです。
このサービス、調べたところ桃園空港(台湾北部の国際空港)でしか使用できないらしく
松山空港や高雄の空港では使用できないっぽいです(少なくともこれを書いている時点では)。
具体的にはどんなサービス?
快速査験通関サービスについて、もう少し詳しく説明すると
最近12か月以内に台湾に3回以上入国したことがある旅行客またはビジネスマンに対し
専用のレーンで入出国検査を行ってくれるサービスです。
レーンが違うだけで、入出国検査としてやることは同じです。
ちゃんとスタンプももらえます。
また、常客証の有効期間は発行から1年間です。
どうやって使う?
使い方は超簡単です。
桃園空港に着いたらパスポートと記入済みの税関検査表を持って
入国審査を行う場所に行き
その辺にいる係の人に常客証を見せて
「これを使いたいです」
と言えばOKです。
桃園空港なので、英語も日本語もだいたい通じます。
すると、係員さんが専用のレーンに案内してくれて、そこで入国審査を受けることができます。
常客証の申請方法
この常客証、オンラインで申請が可能です。
◆常客証に関する説明(中・英)はこちら↓↓↓
https://www.immigration.gov.tw/sp_immig.aspx?xdurl=e_immig/asp/fqpmgt/fqpdoc-c_2.asp
◆乗客証の申請はこちら(英)↓↓↓
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/nia_freq
日本語のページはないのですが、申請そのものはそこまで複雑ではありません。
しかも無料です。
ここに必要事項を入力していきます。
全てが完了すると、その場で常客証が発行されるので、プリントアウトしてください。
実際に使ってみた
乗客証を使ってみようと思ったのは、当時、そこそこアウトドア派の筆者が研究でインドアな生活を続けており
どこかで気分転換が必要
(というか転換したい、発狂しそう)
と感じたことがきっかけでした。そこで、(筆者の渡航歴を知っている人には「またかよ」と言われつつも)台湾に行くことにしました。
常客証とお土産をもっていざ台北へ!
筆者は常客証申請時点で、1年以内に5回台湾に入国していたので(我ながらなかなか暇だったんだなと思いますが)そのうち最新の3つの渡航記録を届け出ました。
※渡航記録は、桃園空港から入国したものでなくてもOKでした!
常客証を印刷していざ台湾へ!
飛行機に乗り込み、課題をやりつつ台北へ向かう
他湾に住む友人へのお土産を買ったのち飛行機に乗り込み、離陸しました。
フライト中は、大学の課題をやっていました(本当は終わらせてから旅行に行くべきなんですけど)。
今回のフライトは、強風によりとんでもなく揺れました…
桃園空港に到着!
いよいよ常客証を使うときがやってきました。
(常客証↓↓↓)
わくわくしつつも
「でも全然イミグレーション混んでなかったら意味ないよなw」
とか思いながら入国審査の場所まで向かうと
めっちゃ人ならんでいる!!!
今まで5回以上桃園空港を利用したことがあったのですが、これまでで一番人が並んでいたのではと思います。
具体的にどれくらい並んでいたかというと
筆者が過去にうっかり入国審査で30分並ぶ羽目になったときの3倍くらい人がいました(つまり待ち時間30分じゃすまなそうな状況)。
どうやら複数のフライトがほぼ同時刻に到着をしていたことが理由だったようです。
あまりの人の多さに
「これは並びたくない」
と思ったのは筆者だけではなかったようで
同じフライトで桃園空港に到着した日本人二人が筆者の後ろで
「こんなに並ぶの…!?」
と唖然としていました。
常客証を使ってみる。
まずは入国審査場に入ってすぐのところにいたおばちゃんに声をかけてみました。
筆者:「(常客証を見せながら)これはどこで使えますか?」
おばちゃん:「入国審査はここに並んでちょうだい」(質問の答えになってない)
筆者:「(再度常客証を見せながら)これはどこで使えますか?」
おばちゃん:「(常客証をみながら)あなたどこの国の人だい?」
筆者:「日本です」
おばちゃん:「そうかい。じゃあ奥の方に快速レーンがあるからそっちに行きな」
筆者:「ありがとうございます~」
しかし、快速レーンなど使ったことのない筆者は場所がわからず
おばちゃんが「奥の方」といったところにとりあえず向かい
そこに立っていた別の係員にもう一度聞いてみました。
筆者:「(常客証を見せながら)これを使いたいのですが」
係員:「(常客証を見ながら)スピーディー!(レーンを指さす)」
筆者:「え、どれですか」
係員:「あの黄色い文字のところだよ」
筆者:「黄色ですね」
この「黄色」とは、入国審査のゲート上にある、電光掲示板の文字の色のことです。
この電光掲示板に、CITIZEN、FOREIGNERなどの対象者が書かれています。
ちなみに黄色い文字の電光掲示板は
居留証保持者
とかかれていました(たぶん、とりあえずそんな感じのことが書いてあった)。
.
...
.......
台湾留学中に居留証を使って何度も快速入国をしていたゲートでした。
特別なレーンと聞いていたので、もうちょっと特別な感じを想像していたのですが
いたって普通(しいて言えば、電光掲示板の文字がこのゲートだけ黄色)のゲートでした。
常客証のパワーを見た。
常客証のおかげで快速レーンに並んだ筆者でしたが
そこに並んでいたのは筆者を含めたった3人!
最初に入国審査場に来た時に唖然としていた後ろの日本人には申し訳ないですが
入国審査は待ち時間も含めて3分で終了しました。
これはとっても便利です。
ちなみに、留学のために有効な居留証(筆者の場合は水色のカード)を持っている場合は
常客証がなくてもこの快速レーンを通過できます。
まとめ
台湾に何度も来るというリピーターの方で
過去12か月以内に3回以上台湾への渡航歴がある場合は
申請も簡単、入国の際に非常に便利ですのでぜひ常客証を使ってみてください!
それでは、今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!