新北市の飲料店で5月から使い捨てカップの使用が禁止になるという。
台湾は日本よりも飲料店が多く、お茶やジュースなどを楽しむことができる。
ただ、ここで使い捨てのストローやカップ、袋などが使用されている。
足元では、環境保護の観点から、これらの使い捨て用品の利用を減らすべく、マイカップを持参した場合は飲料代が5元安くなるしくみが導入されていた。
自備飲料杯自7月1日起買飲料至少省5元-環保新聞專區|行政院環境保護署 (epa.gov.tw)
5元は20~25円相当だが、飲み物自体が20~70元くらいの価格で売られていることが多いので、この価格のうち5元がひかれるというのは結構大きい。
また、ごみ箱などに大量のカップが廃棄されて山になっているところをみると、ちょっと考えさせられる気持にもなる。
そんななか、5月から新北市でついに使い捨てカップ(バイオプラ含む)の利用が禁止になるという。
違反した場合は罰金も科されるため、各店舗もこのルールに従うことになるだろう。
すると、消費者も、これまでオプションだったマイカップの持参が必須になる。
新北飲料店5/1起禁用一次用塑膠杯 | 地方 | 中央社 CNA
報道によると、このルール導入により、1年間で3億6,800万個のプラスチックカップ使用を削減できるという。
個人的には、環境保護としてこの政策はよいものだと思うが、(とくに買い物などの荷物が多くなるおでかけで)マイカップを持参するのは少し面倒だなとも思ってしまった。
台湾で飲み物を買ったことがある方ならお分かりだと思うが、台湾のドリンクスタンドで購入できる飲料(特にLサイズ)は本当に大きい。
さらに、販売されているマイカップも大きいものがあって、ハンドバックなどには入りきらないサイズである。
そんな不便さもあることは確かだが、面倒だなと思ったときに、ふと使い捨てカップのごみの山を思い出す。
自分もあの山づくりに加担するのか?この山がなくなるとしたら?と思うと、やっぱりマイカップ持参しようかなという気持ちがわいてくる。
なお、実は自分はマイカップは持っておらず、基本は水筒持参でウォーターサーバーを利用することが多い。
ただ、よくドリンクスタンドで買うミルクティーを水筒に入れると洗いにくいので、この利用機会増加を前に、水筒ではなくカップも購入しようと思っている。
調べると、けっこうスタイリッシュなものも多いので、見た目と洗いやすさ、重さを重視したいなと考えている。
たとえばこのブランドとか。
(出所)Oolabホームページ
せっかくなので、週末にでも探しに行こうかな。