先日、九份に一晩滞在した。
九份の夜景を見た後バスで台北までバスで戻るのは（いつも激混みなので）億劫だなと思い、宿をとることにしたのだった。
Booking.comとエアビーで探すと、九份の宿は大半が民宿のような宿だった。価格帯は、土日に出かけたこともあり、激安（1泊3000円程度）もあれば、普通のホテルと同じ1万円前後するものもあった。今回は、価格重視でなるべく安いところがよいと思い、九窩九份膠囊旅店というホステルに滞在した。
九窩九份膠囊旅店（Jiu Wow Box Inn Jiufen）
九份老街に入って5分ほど歩くと到着するというロケーション。宿泊料は、ダブルベッド（1カプセル）で1,275元だった。今回は2人で泊まったので、一人分の代金は600元ほど。1元＝4.3円とすると、2,600円ほどといえる。
boxinnjiufen-hotel.business.site
予約をしたら、このホステルのLINE IDを教えてもらえるので、それを追加。LINEメッセージに詳しいアクセスが写真付きで送られてきた。ちなみに、タオルなどのアメニティの確認や、到着予定時刻もLINEで連絡した。
部屋（カプセル）
寝室は入り口から階段をのぼっていったところにあったが、九份老街自体が入り組んでいて階段を上ったり下りたり、ということろだったので、何階相当の高さなのかはわからなかった。
寝室というかカプセルはシングルとダブルがあり、ダブルであれば、小柄な人は大の字になっても眠れるくらいの広さ。
なお、寝室にはカプセルが10ほどあるのに加え、ウォーターサーバー1台と、お手洗いが2つあった。
このほかに、共用スペースがあり（ほかの宿泊者がいたため写真なし）、電子レンジ、冷蔵庫なども利用できるようだった。共用スペースでご飯を食べている人もいた。
シャワールームとドライヤー、そして洗面所は地下にあった。シャワー室は脱衣所がなく、男女共用なこともあり、冬に着こんだ状態で使うのはちょっと大変かもしれない。お湯と水圧は問題なし。
この日は少し寒かったので、あっつあつのお湯を浴びられたのはありがたかった。ちなみに、シャンプーとボディソープはそなえつけ。タオル、歯ブラシなどは必要な場合30元でレンタルすることが可能だった。
所感
とにかく安さを求めて滞在先を決めたので、この価格でこのロケーションは良いと思う。ただ、水回りはかなり簡素な設備なので、人によっては評価が分かれるかもしれない。九份で安い寝床を探している、という際にはおすすめ。
ちなみに、この宿泊のおかげで、九份初日の夜に、人ごみの中、いそいそとちょうちんの写真を撮ってバスに乗る、ということをしなくてよかったのは快適だった。寄る時間があるので、レストランやバーを楽しむことができたのもうれしい。
