※この記事は2015年9月1日の投稿を移行したものです。
2ヶ月くらい前に、あなたのLife Changing Experienceは何ですか?
と聞かれたのですが、そのときに
「ベトナムに短期留学したこと」と回答した気がします。
とかく、私にとっては人生を変える経験でした。
ベトナムで学ばされたことは3つ。
☆アジアの面白さ
☆アジアの勢い
☆アジアの新興国の抱える問題
まず、留学というと、まあなんとなくアメリカとかヨーロッパ、オーストラリア
といった英語圏から考えると思います
(専門によってそうでは無い場合もありますが)。
実際これらの国は先進国ですし、英語が通じるので留学先として
考えるのは当然のことだと思いますし、妥当だと思います。
書直な話、私も1年前まではそう思っていました。
で!す!が!
3週間のベトナム滞在で気付いたのはアジアの面白さ!
人、文化、社会が同じアジアでも全然違う!
特にベトナムは儒教国かつ共産主義でしたので
やっぱり日本とは雰囲気が少し違う。
加えて、現地にいた間に独立記念日を迎えたこともあり
Sunday MarketではBGM代わりに軍歌を聴き
留学中も戦争に関する様々なことを学びました。
こうして国の歴史を知っていくと、なんとなく
国民性や、国民が大切にしている考えが日本とは違うなあ~
ということに気付くんですよね。
日本とはちょっと異なる文化
でも、ともに中国にルーツがある文化は共通だったりして
とてもおもしろいです!
それとアジアの勢いが半端ないです。
空気(排ガスで汚いんですけど)の中にいると
ものすごく”伸びる”勢いを感じるんですよね。
(出典)筆者撮影
町の人が醸し出しているのか分かりませんが
とにかく物が売れ、どんどん経済が回っている感じ。
30年くらい前の日本が同じような空気だったと
ある人から言われたのですが、日本史の知識と合わせると全くその通りで
本当に「バブルか!」と思える雰囲気が味わえます。
泥臭いけど、確実に将来にむかって成長している感じがしました。
その一方、やはりまだまだ課題も山積みのようです。
とくに、今回のベトナム留学では経済格差について
座学+孤児院で学んだので、切実に感じました。
ベトナム国内でもそうですし、ASEANないでもそうですし
言わずもがなアジアの中でも経済格差は存在しています。
ベトナムの孤児院内の教室
(出典)筆者撮影
そこで、じゃあその格差ってどうすればいいの?
それを解決するために先頭切るべきは?と考えたときに
「日本は先陣を切るべきじゃないか?」
と思ったのが、1年後=今の自分に至ったきっかけです。
たかだか3週間の滞在で、しかも結構しっかり楽しんだプログラムでしたが
なんだかんだ得た者は大きくて、しっかりと今の自分は影響されています。
だから、1年たった今でも、しばしば話題に出します(笑)
今の自分のことを語るには、このベトナム留学の経験ははずせない。
本当にいい機会をいただいたと感じています。
そしてなにより、同じ経験をした仲間が
みな素晴らしいい人で、お互い刺激し合える関係なのが最高。
留学に行く人、将来に向けて猛勉強している人、就職された先輩
離れていても、だれかが留学するならみんなでよせがきしたり
ビデオレター作っちゃったりする行動力も思いやりも尊敬しているし
自分もその中の一人であることを嬉しく思っています。
そんな素晴らしい経験から1年がたち、今、自分は長期留学の準備中です。
ベトナム留学が無ければ、長期留学、それもアジアに留学なんて
絶対にしていません。
1年前の経験を忘れず、精進します!