…ということで、嘉義市立博物館の一階で火雞肉飯をテーマにした特別展が開催中。
博物館の概要は以下の記事で紹介しているのでご関心あればぜひ。
主な内容は、台湾における七面鳥の養鶏導入、七面鳥が食卓に届くまでのプロセス、関連統計、嘉義市内にある火雞肉飯店の紹介である。



台湾の畜産業に七面鳥が導入されたのは日本統治時代で、この時点では台北などの限られた場所で、黒羽の七面鳥が飼育されていた。


戦後、台湾がアメリカの支援を受けて経済成長を遂げる過程で、アメリカの白い七面鳥が輸入され、そのまま現在も主要品種として飼育されているそう。当時の台湾は、国内需要を満たす以上の七面鳥を飼育しており、そのお肉は香港、日本、韓国などに輸出されていた。

ただ、2000年代に入り、台湾がWTOに加入して国際貿易における競争にさらされたことや、鳥インフルエンザで七面鳥の卵輸入が減少した上に殺処分が実施されたことで、生産は減少続きとなっている。



なお、嘉義市はもっぱら火雞肉飯を「食べるのみ」で、七面鳥の生産地は台南、雲林、嘉義県が4:4:2の割合で国内シェアを占めている。嘉義市は面積が小さいのでまあ納得。

嘉義市には80の火雞肉飯店があり、24時間、どこかしらのお店で火雞肉飯が食べられる環境になっているそう。朝昼晩の三食に加えて、おやつや夜食の時間帯も提供されており、仮に一日五食を全て火雞肉飯にしても、市内の全店制覇するのに16日かかる計算になる(やらんけど笑)。



そんな市内の火雞肉飯店の紹介ゾーンもあり、各店舗の味付けや、ダークミートとホワイトミート(紅肉/白肉)の比率などが解説されている。
※ダークミートは加熱して色が濃くなるモモ肉など、ホワイトミートは加熱後に色が白くなるササミやムネ肉を指す。


市内のお店の比較が一気にできるので、お好みのお店を探すのに良いかもしれない笑
特別展は2025年3月2日まで開催されるそう。この期間に嘉義を訪れる方は、ぜひ。
アクセス
台湾鉄道嘉義駅から徒歩圏内。月曜定休。