まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【博】來嘉甲飯:嘉義の火雞肉飯特別展@嘉義市立博物館

嘉義グルメといえば七面鳥を使った「火雞肉飯

…ということで、嘉義市立博物館の一階で火雞肉飯をテーマにした特別展が開催中。

博物館の概要は以下の記事で紹介しているのでご関心あればぜひ。

dou4hua1.hatenablog.com

主な内容は、台湾における七面鳥の養鶏導入、七面鳥が食卓に届くまでのプロセス、関連統計、嘉義市内にある火雞肉飯店の紹介である。

火雞肉が食卓に並ぶまでの説明(一部)

台湾の畜産業に七面鳥が導入されたのは日本統治時代で、この時点では台北などの限られた場所で、黒羽の七面鳥が飼育されていた。

七面鳥の飼育を推奨する記事

北投を訪れた昭和天皇(当時は皇太子)が七面鳥を召し上がったという記事

戦後、台湾がアメリカの支援を受けて経済成長を遂げる過程で、アメリカの白い七面鳥が輸入され、そのまま現在も主要品種として飼育されているそう。当時の台湾は、国内需要を満たす以上の七面鳥を飼育しており、そのお肉は香港、日本、韓国などに輸出されていた。

米国の経済支援期

ただ、2000年代に入り、台湾がWTOに加入して国際貿易における競争にさらされたことや、鳥インフルエンザ七面鳥の卵輸入が減少した上に殺処分が実施されたことで、生産は減少続きとなっている。

台湾の家禽養殖統計

台湾の家禽にしめる火雞肉の割合は1%未満

なお、嘉義市はもっぱら火雞肉飯を「食べるのみ」で、七面鳥の生産地は台南、雲林、嘉義県が4:4:2の割合で国内シェアを占めている。嘉義市は面積が小さいのでまあ納得。

嘉義市には80の火雞肉飯店があり、24時間、どこかしらのお店で火雞肉飯が食べられる環境になっているそう。朝昼晩の三食に加えて、おやつや夜食の時間帯も提供されており、仮に一日五食を全て火雞肉飯にしても、市内の全店制覇するのに16日かかる計算になる(やらんけど笑)。

そんな市内の火雞肉飯店の紹介ゾーンもあり、各店舗の味付けや、ダークミートとホワイトミート(紅肉/白肉)の比率などが解説されている。

※ダークミートは加熱して色が濃くなるモモ肉など、ホワイトミートは加熱後に色が白くなるササミやムネ肉を指す。

圧巻の紹介ゾーン

各店舗の火雞肉の紹介

市内のお店の比較が一気にできるので、お好みのお店を探すのに良いかもしれない笑

特別展は2025年3月2日まで開催されるそう。この期間に嘉義を訪れる方は、ぜひ。

アクセス

台湾鉄道嘉義駅から徒歩圏内。月曜定休。

ブログランキング参加中