まめはな雑記

台湾迷の日本人による、旅行記、読書録、その他メモ。台湾以外のネタも少々含みます。

【旅】台湾好行「玉長豐濱線」で海岸観光@花蓮&台東

花蓮県南部の玉里にでかけた際、台湾好行「玉長豐濱線」で海岸観光をつかって観光をした。自力では行きにくいエリアも効率よく回ることができ便利だった。

ツアーの日程と降車スポット

ツアーのスタートは玉里駅。玉里駅以外では、安通温泉や長濱中心部からも乗降車可能らしい。10:50出発で、終了は16:50。休日だったが、交通渋滞はなく、予定通りの運航だった。

玉里駅の集合場所

時刻表にもあるとおり、運行は一日に一本だけ。事前予約制で、予約ゼロの場合は運行しないよう。値段は350元/人。

観光スポットでは数十分~1時間前後、散策する時間をくれるので便利。なお、出発は玉里だが、メインの観光スポットは台東県の長濱郷と、花蓮県の豊浜郷になる。

チケット

▼詳細と申込はこちらから

台灣好行旅遊服務網-好行路線-內容

奚卜蘭遊客中心

最初の降車スポットで、おそらく食事が目的。ただ、この日は朝ごはんが遅めであまりお腹が空いていなかったので、このエリアのクラフトビールと茶葉卵を食べた。

水餃子が名物らしい

クラフトビール

記念スタンプ

石梯坪

風と波の侵食でできた独特の地形が特徴。写真では伝わりにくいが、結構ひろい。運動靴推奨。いい塩梅の侵食で、階段のような地形になっている部分があり、そこから上に登って行った。

中央すこし左と右下に人がいるけど見えるかなあ(大きさが伝わるかと)

足元注意

北迴歸線界標

台湾は北回帰線(北緯23.5°)を境に気候や主要農作物がかわる。この北回帰線の印が3か所あり、そのうちのひとつがここ。もう2つは花蓮舞鶴台地と嘉義にある。

北回帰線がココを通っているよう

時間が余ったので、一緒にツアーに参加していた台湾の方にすすめられて、トビウオの卵入り香腸を食べた。ライムをかけたらさっぱりして美味しかった。ときどきプチプチした食感がありおもしろかった。

近くで、東部名物、トビウオの卵入り香腸を食べた。

金剛大道

海に続くまっすぐな道。台東の伯朗大道のミニバージョンといったところか。

観光目的ではない車やバイクが通るので、写真を撮るときは注意が必要。なお、お手洗いはないので、この前後の降車スポットで済ませておくと安心だ。

まっすぐな道

金剛好事館

最後の降車スポットでお土産屋さんにあたる。一緒にツアーに参加した方が、金針花のサイダー一緒に飲んでみない?とのことでごちそうしてくれた。ほんのりお花の味がするけど、レモンの味の方が強かったかな。ちなみに金針花は夏が見ごろで、花畑は玉里の観光名所のひとつ。

金針花サイダー

感想

  • バスで効率よく海岸の観光名所を回れるので便利だった。集合場所も玉里駅と、観光客に優しい。ほとんどが景色を楽しむ観光スポットなので、天気が満足度を大きく左右すると思う。
  • なお、2024年4月の地震以降にいったが、玉里駅と花蓮駅(あの斜めに倒れかけた建物があるところ)は最速の鉄道にのっても片道1時間かかるので、ほぼ影響はなかった。花蓮駅をとおるところでしばしば余震があり、その影響で遅延が生じた程度である。

興味がある方はぜひ。

おまけ

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【宿】山隣山林青年文旅@玉里

先日、花蓮南部にある玉里にでかけた。ここで2泊3日、すてきな宿にお世話になったのでメモしたい。

名前とアクセス

宿の名前は山隣山林青年文旅という。英語版はforest 3030 hostel。なんで30何だろうと思ったら山隣山林の中文の発音が3030と似ている。だからなのかな。

www.forest3030hostel.com.tw

外観

場所は、台鉄の玉里駅から徒歩3分ほど。近くにスーパーやコンビニ、カフェもある。ただし徒歩圏内に、それぞれ1~2店あるくらいなので、にぎやかというよりは落ち着いたエリアという印象を受けた。

最寄りの玉里駅

共有スペース

とにかく清潔で洗練されたデザイン!今回予約した部屋では、室内飲食ができなかったので、共有スペースでご飯を食べた。居心地がよくて、バスや電車の時間までなんだかんだここで時間を過ごすことが多かった。

入り口目の前にある地図(おしゃれ)

ミニライブラリ

飲食スペースには給水機があるので、コンビニやスーパーで買わずとも、ここで水は補給できる。ごみは分別して捨てる。

飲食スペース。料理もできる。

ランドリースペース

ランドリースペース

ランドリースペース

共用のトイレ&シャワールーム

中庭

コモンスペースと、カプセルルーム、個室でコの字型に囲まれるように庭がある。ちなみに、洗濯ものはこの庭ではなく、専用スペースがあるのでそちらに干す。

中庭

何と庭があって、ここによく猫がいた。首輪はないけど、ご飯用のお皿があるので買っているのかも?かなり人懐こくて、自分が可愛いことと「人間て猫のこういうしぐさ好きでしょ?」ということを理解しているようなふるまいをする。

夜に鳴き声が聞こえたのでドアを開けたら、いた

目つきは鋭いが人懐こい

個室

今回はシングルバックパッカールームを予約した。かなりコンパクトで、スーツケースを置くのはちょっと難しい感じ。

お手洗いとシャワーがあったが、シャワーを浴びたらトイレがずぶ濡れになるデザインだったので、シャワーだけは共有のものを使った。

コンセントは、ベッドの横と、洗面台の横、ベッドの足元にひとつと、こまらない数あった。

独立シングルルーム

ベッドの足元

部屋内のトイレ&シャワー

ちなみに、このホテルでは、バックパッカー用ではない、通常のシングルルームとダブルルームがあり、これが無印良品を使った素敵なデザインということで、ちょっと話題になっている。

他のお部屋の様子はHPから確認できる。

www.forest3030hostel.com.tw

とまった感想

  • 水回りがとてもきれい。時々みかける、足場がべちゃべちゃだったり匂いがヒドイ、というのが全くない。かつ、サービスのバスタオル(取り替えサービスはなし)が分厚いのでしっかり給水してくれる。なお、アメニティはシャンプーとボディソープのみ。クレンジングやコンディショナーは持参する必要があった。
  • 食事スペースを筆頭に、共有スペースがとてもきれいで過ごしやすい。交流するというよりも、個々人で好きなように過ごすという雰囲気だった。
  • アクセスがよい。徒歩圏内に、朝ごはん屋さん、ご当地グルメの玉里麺の店、カフェ、スーパー(全聯)があり、静かながらも必要なものはすべてそろう。ただし、飲食店の開店/閉店時間には要注意。また、駅やバスターミナルへも徒歩3分ほどでかなり助かった。

カウンターは中文または英文で対応をしていただけた。今回、なんと滞在中に旅先でパスケースにいれていたカードキーを、ケースごとなくしてしまったのだが、300元で再発行してくださった(乗車していたバス会社に問い合わせるも見つからず、本当に申し訳ない&3日くらい落ち込んだ)。

玉里で快適に過ごしたい!というのであれば、予算や宿泊人数にあわせて柔軟に部屋も選べるのでとてもおすすめだ。正直、このホテルに泊まるためにまた玉里に行きたいと思うくらい素敵だった。

おまけ

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【旅】陽明山観光ツアー

先日、陽明山ツアーに参加して、春を満喫してきた。

朝8時半に台北駅に集合し、そこからツアー会社が手配してくれた車(2台)に乗り込んで、出発。事前に酔い止めを飲んでおくよう言われていたので、それもしっかり飲んで、1時間ほど車に乗ったら陽明山に到着した。

冷水坑

最初の降車スポットは、冷水坑。海抜740メートルの位置にあり、夏でも気温は30度前後と比較的涼しい場所とのこと。

冷水坑という名前は清の時代にすでに存在しており、火山活動でできたくぼみに水が溜まって湖になったのち、その水が流れ出て盆地になった場所だそう。

名前の由来は諸説あり、一つはこのあたりの温泉の温度が他より低い(40度くらい)というもの。もう一つは近くの山の南の麓に硫黄や鉄分を含まない、透き通った冷たい水の湧く泉があるから、というもの。水道整備前は、この水が近隣地域の飲料水源だったらしい。

生態池。写真だと見えないけれど、魚が見えるほど水が澄んでいた。

ハイキングコース

水がきれい

ここには、硫黄の沈殿物によってミルクをいれたような色になっている湖「牛奶湖」もある。においなどは感じられず、不思議な光景だった。

牛奶湖

小油坑

続いて向かったのは、硫黄が噴き出す小油坑

煙はもちろん、地下の水分が熱でボコボコ唸る様子も間近に見られて、山が生きていると感じられる。ここは、観光客が歩ける範囲はそこまで広くないけれど、本当にうっかり触れてしまいかねない距離感で煙が吹き出していて、山の力強さと硫黄のにおいをダイレクトに感じられる。

個人的に、大分の地獄めぐりと箱根観光を思い出した。

煙がでている

写真だとすごさがあまり伝わらないので、よろしければインスタの動画からどうぞ。

www.instagram.com

竹子湖

三番目の降車スポットは、竹子湖。ここだけ以前一度きたことがあった。今回は、ちょうど海芋(オランダカイウ)の花が見ごろできれいだった。

海芋の花

近くで見るとこんな感じ

竹子湖への行き方(自力で行く場合)や、花についてはこちらの記事にまとめてあるのでよろしければぜひ。

dou4hua1.hatenablog.com

ちなみに、ここでお昼休憩もとった。一人では入りにくいお店に、他のツアー参加者と入れるのも、ツアーの醍醐味だと思う。

ツアーガイドさんおすすめのチキン

金山老街

竹子湖から車で1時間強かけて、いっきに海岸付近まで移動。金山老街は、台湾のどローカル老街で、アヒルの肉や芋を使ったスイーツが有名。

とはいえ、もうお昼を食べてきたのでお腹がすいておらず、芋チップをお土産に買った後はカフェでずっと涼んでいた。

金泰豐人文咖啡館

一見やっていなそうなカフェだったけど、店の前で豪快に皿洗いしてたおばちゃんに、今日やってますかと声をかけたら、好きな席座っていいよと言われた上に、注文後にサービスで芋チップ(金山老街の名物)までつけてくれた。
注文したのはパッションフルーツティー

パッションフルーツティーと芋チップ

老梅綠石槽

最後の降車スポットは、北海岸の老梅綠石槽。侵食された丸い形の岩が苔むした、独特な見た目の海岸。来るのは2回目だけど(海岸がとても長いので)前回と少し違う場所に来たら、海側から苔むした岩を見られる場所があった。よくわかってるガイドさんに連れてきてもらうと、こういう場所に気づけるのかと思った。

海岸

岩に近づくとこんな感じで緑になってるのかということがよくわかった。

最後に、このあたり名物の、石花をつかったジュースをガイドさんにごちそうになった。端的に言うと寒天のようなもの。東北角でも石花ジュースを飲んだので、北海岸~東北角あたりでよくとれるのだろう。

dou4hua1.hatenablog.com

寒天ジュース

しかし、この寒天ジュースをのんだあと、帰路に就いたところ、交通渋滞に巻き込まれてしまい、2時間ほど車に缶詰め状態に。そこでどうしてもお手洗いが我慢できず、高速を降りたところでガソリンスタンドに寄ってもらい、事なきを得た。トイレに行きたいですという英語か中文は覚えておいた方がいい。

ツアー終了(夜市で下車)

なお、ツアーは台北駅または寧夏夜市解散を選べた。今回はせっかくなので夜市でおりることに、以前から気になっていた雞肉飯を賞味。おいしかった!

方家雞肉飯

 

お店の詳細はこちらから。
dou4hua1photo.hatenablog.com

まる一日で、山と海と、おいしいものを堪能し、リフレッシュできた。

ちなみに、今回お世話になったツアーはKKdayで申し込めるので、ご興味ある方はぜひ(言語は中文または英文が対応可能だそう)。

https://www.kkday.com/ja/product/123686

おまけ

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【花】陽明山の海芋

先日、陽明山にでかけた。

「陽明山」とは台湾北部の山一帯を指す国家公園名称である。「陽明山」で一番高い山は七星山(海抜1120メートル)である。この七星山の中腹にある竹子湖(海抜650~670メートル地点)では、春になると海芋の花が見られることで有名だ。

竹子湖の行き方

今回はツアーででかけたが、竹子湖には以前、公共交通機関でいったことがあった(そのときはスコールに遭ってしまい、とんぼ返りした涙)。公共交通機関を利用する場合のルートは以下のHPにまとめられている。

臺北市政府交通局-新聞稿-竹子湖海芋季交通管制 請搭乘公車上山賞花!

山道で車酔いが心配だったので、上述のルートの中から、なるべくバスに乗る時間が少なくなるものを選んだ。自分は、北投から小9に乗ったが、バスは台北の街中を走るバスよりも小さかった。そのため、往路は座れたが、帰路は20分ほど立ち乗り(しかも大混雑)だった。

1. MRT石牌站→休閒バス128(休日のみ運行)または小8路バス。
2. MRT北投站→休閒バス129(休日のみ運行)または小9バス(台湾好行北投竹子線)。

海芋とは

オランダカイウという、サトイモ科の植物だそう。クレープ生地をまいたような形の白い花が特徴的だ。3月~4月はちょうどこの花の見ごろらしく、竹子湖は混雑する。

海芋

3月末の竹子湖は、ちょうど海芋が咲いたころで、きれいだった。しかも天気もよろしく、観光にはぴったりだった。この日は半袖でも歩けるくらいの陽気だった。

海芋

ちなみに、竹子湖には山菜を使ったレストランがあるので、ここで昼食をとるのも良いと思う。ただし、一人向けの店はほぼない点は留意する必要がある。3人以上で入らないと、ご飯とおかず1品しか食べられない、という感じのボリュームだった。

ガイドさんおすすめのチキン

このブログを書いているタイミングから、あと3週間ほどは海芋が見られるらしいので、興味のある方はぜひ。ちなみに、海芋のシーズンがおわると、次はアジサイの見ごろが来るらしい。

おまけ

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【茶】Uranium Cafe

台北市の大安区に、ノンカフェインティーがのめる、落ち着いた雰囲気のカフェをみつけた。名前はUranium Cafeといい、中文では鈾咖啡餐酒館とかく。ウランって、鈾と書くのかあとはじめて知った。ちなみに、発音は一声/二声と辞書によってどちらも出てくるのでどちらで読むのが正解か、正直よくわからない。

そんなことはさておき、カフェは大安駅と忠孝復興駅のほぼ中間にある。

外観

お店のロゴ

デザイン性のある建物だなあと思ったら、カフェ兼バー兼ギャラリーらしい。どおりでおちついた空間なわけだ...。

最低消費はドリンク1杯。この日はランチついでによったのだが、必ずドリンク1杯は頼まないといけないようだったので、食事+ドリンクを頼んだ。うーん、まさか食事だけができないとは...予想外の出費(笑)。

ノンカフェインティーのメニュー

ノンカフェインティーのメニューは5種類。ポットで出してくれるタイプ。今回はゴールデンキャラメルルイボスティーを頼んだ。

ゴールデンキャラメルルイボスティー

ポットに入っているのでいつまでもあつあつ。

で、腹ペコだったのでランチも注文。結構高かったので、値段もみて牛肉麺を注文したのだが...これがおいしかった!!!

牛肉麺

こんなおしゃれなお皿ででてくる牛肉麺、みたことない...。私が今まで食べた牛肉麺を思い出すと、雑多な相席の、回転重視な店の、どんぶりにはいったやつで、こんなおちついた雰囲気の中食べたことはなかったなあ...。と、色々考えながら味わった。スープはまろやかで濃厚、お肉がめずらしく板條っぽく、食べ応えがあった。

そんな感じで、予想以上の出費にはなったものの、いい雰囲気のお店で美味しいお茶とおしゃれな牛肉麺をたべられたので満足だった。次行くときは、食事ではなくて、お茶だけしに行くのがいいかなあと個人的に思う。

お店の情報

台北にしては、結構遅い時間まで空いているカフェだと思う。

おまけ

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【旅】カバランウイスキー工場

先日、ひとりでカバラウイスキー工場にでかけた。

カバラウイスキー工場

数年前に一度、友人といったことが会ったのだが、そのときはウイスキーのことを全く知らなかったし、おいしさも理解できていなかった。

時がたち、まわりのウイスキー好きな知人から教えてもらった知識や、バーで飲んだハイボールなどを通じて、ウイスキーへの理解が少し深まったところで、カバラウイスキーを再訪した。

今回は、はじめて公共交通機関をつかっていってみたので、その方法もあわせて内容をメモしたいと思う。今後、公共交通機関で(自力で)カバラウイスキー工場に行こうと考えている方の参考になれば幸いである。

カバラウイスキーとは

このブログにたどり着く方は、すでにカバランをご存知の方が多いはずなので、詳細の説明はHPご参照頂ければと思う(ということで省く)が、端的に言えば、台湾で最も有名なウイスキーブランドである。

www.kavalanwhisky.com

カバラン(Kavalan)とは、蒸留所のある宜蘭県の原住民族「カバラン族」が由来となっている。漢字で書くと「噶瑪蘭」であり、台北~宜蘭を走る高速バスの名称にもなっている。

交通アクセス

カバラウイスキー工場は、台湾北東部の宜蘭にある。

台北~宜蘭まではバスまたは台湾鉄道で行くことができる(東部には高速鉄道が走っていない)。台鉄は「自強号」といわれる特急列車が最も速く、停車駅数にもよるが、台北から1時間ほどで宜蘭駅に到着する。

宜蘭駅

宜蘭駅から、カバラウイスキー工場まで行くバスは複数ある。バスによって乗車・降車地点が若干異なるので、バス停の場所はよく確認する必要がある。

工場の近くまで行けるバスは、以下のようなものがある。

【綠12】宜蘭轉運站-松羅

【752】宜蘭轉運站-臺北榮總員山分院

【1743】宜蘭─松羅

【1744】宜蘭-南山村

【1751】宜蘭-梨山

【1786】宜蘭-內城(經深溝)

以下のようなバスアプリで調べると、バスの場所や予想される到着時奥がリアルタイムでわかるのでお勧めだ。グーグルマップはときどき時間が間違っている(休日ダイヤが反映されていない)ことがあるので、個人的にはバスアプリを使った方が安心だと思う。

apps.apple.com

ウイスキー工場でできること

工場の見学や、ウイスキーの試飲(有料)、ウイスキーブレンド体験(有料)のほか、お土産売り場の2階にはカフェとバーもあり、食事なども楽しむことができる。

工場の入り口

工場見学

なお、工場見学の際にガイドを希望する場合は事前にカバラウイスキーHPから予約をする必要がある。

日本語ガイド予約申し込み:こちら

お土産ショップエリアには、ウイスキーはもちろん、オリジナルのグラスやTシャツ、金車ブランドのビール「バックスキン」などが売られていた。また、ウイスキーや、バックスキン味のアイスもあった...。

ウイスキーとビール味のアイス

バックスキン味のジェラート。苦い甘酒の味。

2階のバーでカクテルを飲む

今回は時間があったので、2階のバーで、カバラウイスキーを使ったカクテルを楽しんだ。スモーキーな味がおいしかった。また飲みたい...。

メニュー

バー

島嶼風情」

まったりしすぎて、気付いたら1時間たっていた。

所感

宜蘭駅までくれば、そこからいくつか、カバラウイスキー工場にいくバスが出ているので、バスさえ調べられれば、問題なく行けそうである。バスを調べるときは、google mapよりは、断然バスアプリがおすすめだ(スマホの国設定を変えなくてもダウンロード可能)。

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おまけ

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【旅】ガラスの媽祖廟@鹿港

鹿港にでかけた際、地図に「玻璃媽祖廟という名前の場所を見つけた。

調べたところ、彰化~鹿港まで乗ってきたバスで行けるらしいということがわかり、行ってみることにした。

行き方

台湾好行6936番にのり「台灣玻璃博物館」(台湾ガラス博物館)で下車。鹿港からの乗車時間は20分ほど。帰りのバスの時刻を確認してから乗ると安心できるはず。

バスの詳細は以下のブログにまとめているのでどうぞ。

dou4hua1.hatenablog.com

玻璃媽祖廟とは

正式名称は護聖宮といい、世界で唯一、ガラスでできた媽祖廟だそう。

夜の景色が美しく、観光名所の一つになっている。

2007年に建築がスタートし、2012年から一般に公開された。

(参考)玻璃媽祖廟 - 台灣護聖宮教育基金會-玻璃媽祖廟台灣護聖宮

護聖宮(一部工事中だった)

横から見るとこんな感じ。壁もガラスなので中が見える。

内部

壁と屋根がガラスで、重厚感と解放感が共存する空間になっている

全てがガラスではなく、柱や装飾の一部はセメントや木材なども使用していた。しかし、屋根や壁がガラスであるため、重厚感もあるのに、青空もあいまって開放的な空間となっており、ほかの媽祖廟とは雰囲気が大きく異なった。

説明書き

ちなみに、ガラスの媽祖廟の耐久性はいかに、とおもったところ、震度8の地震や強風にも耐えうるらしい。というのも、そもそもこの媽祖廟は全国から66の企業が集まってつくった建築であり、セメントの柱を軸に、熱や衝撃に強いガラスが使われているそうだ。美しさに加えて、台湾の文化、企業の技術を融合させた、結晶といえるかもしれない。

説明書き

ちなみに、媽祖廟の中の説明書きには、どの部分をどこの企業が担当したか、ということまで書いてある。

なお、この媽祖廟は工業団地の中にあり、すぐとなりに、台湾ガラス博物館がある。ここは1階は休憩&買い物スペースとなっているが、2階は台湾雄ガラス産業に関する博物館となっていて面白い。

博物館の入り口

台湾ガラスグループの沿革

台湾ガラス産業の発展に、日本もすこしかかわっていたことがわかる

ガラスの台北101

ガラスの壁

ちょうどいい時間だったのか、職人さんがガラスinガラスの作品をつくっていた。

職人さんの様子も見られる

こんな感じで、媽祖廟も博物館も楽しいエリアだった。鹿港からも近いので、ついでにちらっと寄るのがおすすめだ。

なお、今回昼の媽祖廟しかみられなかったが、夜はLEDライトアップがあるようなので、興味ある方はぜひ。

おまけ

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